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ビジネスカードとApple Pay、Suica・iD・QUICPayの関係を整理しよう

2020/09/25

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法人カードとApple Pay、Suica・iD・QUICPayの関係

Apple PayはiPhoneなどで使える決済サービスです。電子マネーの一つという風に紹介されていることがありますが、そうではありません。電子マネー「Suica」「iD」「QUICPay」の違い、Apple Payと電子マネーとの関わりについてまとめました。

Apple Payとは?

決済システム「Apple Pay」を使うと、電子マネーやクレジットカードと連動させることでiPhoneを財布として利用できるようになります。先行したAndroid端末の「おサイフケータイ」と同様の技術と言えます。

Apple Payに電子マネーやクレジットカードを登録すると、カード情報がApple Payに保存されます。カードの取り込みはカメラでスキャンするだけでOKです。クレジットカードは8枚まで登録できるので、カードで財布がかさばってしまうこともありません。

Apple Payは決済サービスの名前であり、電子マネーではありません。また、Apple Payというアプリがあるわけでもありません。新型のiPhoneにデフォルトでついている機能のひとつです。なお、Apple Payには通信事業者の制限はないので、格安SIMでも使えます。

Apple Payは、電子マネー「Suica(スイカ)」「iD(アイディ)」「QUICPay(クイックペイ)」を利用して決済ができます。Apple Payに対応している電子マネーは今のところこの3種類です。

Apple Payで可能な決済方法

Apple Payで利用できる決済方法は以下の2つです。

  • 電子マネー「Suica」「iD」「QUICPay」による決済
  • 登録したクレジットカードによる決済

電子マネー「Suica」「iD」「QUICPay」による決済

電子マネーを使うと、iPhoneひとつで電車に乗ったり買い物したりできるようになります。会計は、iPhoneを読み取り機にタッチするだけです。
読み取り機にかざすだけで決済が終了する電子マネー
支払いの際には、「iDで支払います」「QUICPayで支払います」と伝えます。「ApplePayで」と言っても何を使うのかわからないので注意しましょう。コンビニでの買い物やタクシーの乗車時などは、スピーディーで便利です。

iDやQUICPayでの支払いはポストペイ(後払い)式です。これはクレジットカード払いの一種なので、Apple Pay利用分は他のカード利用分と一緒に引き落とされます。Suicaはプリペイド(前払い)式なので、使う前にチャージ(入金)が必要です。

登録したクレジットカードによる決済

登録したクレジットカードを使ってのカード払いも可能です。ネットショッピングやアプリ内の決済は、財布からクレジットカードを出してセキュリティーコードなどの入力をしなければなりませんでした。Apple Payを使えば、iPhoneの「Touch ID」で支払いは簡単に終わります。

Apple Payで使える電子マネー「Suica」「iD」「QUICPay」

「Suica」「iD」「QUICPay」の違い

Suica iD QUICPay
支払い方式 プリペイド式 ポストペイ式 ポストペイ式
チャージ 必要 不要 不要
加盟店数
設置台数
交通機関を中心に
全国約39万店
70万5,000台以上
全国約50万店
80万9,000台以上
全国約30万店
50万8,000台以上

Apple Payでは、クレジットカードごとに「iD」として使えるのか、「QUICPay」として使えるのかがあらかじめ決められています。たとえば、三井住友VISAカードを登録すると「iD」として使え、アメリカン・エキスプレス・カードを登録すると「QUICPay」として使えます。

Suica

JR東日本の交通系ICカードであり、電子マネーでもあります。プリペイド式(前払い)なので、チャージ(入金)が必要です。Apple Payに対応している端末であれば利用可能です。

SuicaをApple Payで使う

手持ちのSuicaカードがある場合、Apple Payに取り込んで利用できます。Apple PayにSuicaカードを登録すると、もともとの物理的なSuicaカードは利用できなくなるので注意してください。デポジット(預かり金)の500円は、Apple Payの中のSuicaに移ります。Suicaカードを持っていない場合は、iPhoneやApple Watch上にSuicaをネット経由で新規発行します。

Apple Payには複数枚のSuicaを登録することもできます。「通勤用」「プライベート用」と名前も設定でき、使い分けに便利です。

Suicaアプリをダウンロードすると、さらに使える機能が広がります。定期券やSuicaグリーン券、モバイルSuica特急券の購入も可能になります。

「Suicaが使えるのは関東圏だけ」と思いがちですが、今はそんなことはありません。「交通系ICカード全国相互利用」が推進されているため、PASMOエリアやICOCAエリア、manacaエリアなど広く対応しています。

Suicaのみの機能「エクスプレスカード設定」

エクスプレス設定は、Apple Payに設定したSuicaのうち1枚を設定することにより、Touch ID/Face IDなしで利用できる機能です。iPhoneの上部を改札機やコンビニの読み取り機にかざすだけで認証が完了します。アプリを開いたりする必要はありません。Suicaのみで使える機能で、改札や決済がよりスムーズになります。

電子マネーSuica機能のあるビジネスカード

iD

NTTドコモの電子マネーです。ポストペイ式(後払い)で、チャージをする必要はありません。基本的には、クレジットカードを登録した上で使います。

iDで支払った金額は後日クレジットカード会社から引き落とされます。その金額に応じてクレジットカードのポイントが付与されます。

QUICPay

JCBの電子マネーです。ポストペイ式の電子マネーで、iDとほぼ同じ特性を持ちます。

登録したクレジットカードを電子マネーとして使え、iDと同様に支払った金額は後日クレジットカード払いとなります。クレジットカードのポイントも貯められます。

ビジネスカードとApple Pay

Apple Payにビジネスカードの情報を登録すると、iPhoneで支払いができるようになります。年会費などは一切かかりません。サインレスな上にスピーディーな会計が可能です。

複数のカードを登録している場合、決済時にどのカードを使うか選択できます。経費の買い物、という時はビジネスカードを呼び出せばOKです。カードのポイントも貯めることができます。

Apple Payに登録できるビジネスカード

実はビジネスカードは、Apple Payに登録可能なカードが限られています。Apple Payに対応しているカード発行会社は数多くあるのですが、その発行会社が扱うカードすべてがApple Payに登録できるわけではありません。

Apple Payに登録できるビジネスカード

Apple Payは、自動販売機やコインパーキングなどカードが使えない支払いにも使えます。小さな支払いを経費として計上でき、ポイントを貯めることができます。

Apple Payで使えるビジネスカード一覧
電子マネーで選ぶビジネスカード – iDやQUICPayなどの対応

 
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