UC法人カードは、クレディセゾンの「永久不滅ポイント」が使えるビジネスカードです。法人および個人事業主を対象としており、シンプルな機能が使いやすいカードです。
目次
UC法人カードの基本情報
年会費(税込) | 実質還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
1,375円 | 0.5% | ![]() ![]() |
ショッピング枠 | キャッシング枠 | 締日と支払日 |
最大300万円 | なし | 10日締め・翌月5日払い |
UC法人カードはスタンダードな機能を持つビジネスカードです。付帯保険などはありません。ポイントプログラムには有効期限がないため、失効を気にせずマイペースにポイントを活用できます。
UC法人カードの特徴
- シンプルな機能のビジネスカード
- 年会費は1,375円と安価
- 有効期限のないポイントプログラム「永久不滅ポイント」利用可
オーソドックスなビジネスカード
UC法人カードの年会費は1,375円、ポイント実質還元率は0.5%。これは、ビジネスカードの中でも標準的な数値です。ビジネスカードとして、良くも悪くも普通のカードと言えるでしょう。
目立つサービスこそないものの、利用枠は大きくビジネスカードとして十分なスペックを備えた一枚です。旅行傷害保険やショッピング保険などは付帯しないため、「出張があるので旅行保険は押さえておきたい」という場合は別のビジネスカードを検討した方が良いでしょう。
セゾンの永久不滅ポイントが貯まる
「永久不滅ポイント」はクレディセゾンのポイントプログラムです。2006年にユーシーカードはクレディセゾンと合併し、セゾンのポイントプログラムが使えるようになりました。
永久不滅ポイントという名称の通り、ポイントには有効期限がありません。ついポイントを使わないまま失効してしまった…ということを避けられます。
貯まったポイントはUCギフトカードやグルメ便など、300種以上のアイテムと交換できます。JALマイルやANAマイルにポイントを移行することも可能です。ポイント実質還元率は特に高くはないものの、ゆっくりポイントを貯めて、目当ての商品と交換できることは大きなメリットです。
ショッピング利用枠の上限は300万円
UC法人カードのショッピング利用枠は比較的高額な設定となっており、利用限度額は最大300万円です。ビジネスカードの一般ランクでは、利用枠はだいたい100万円程度なので、かなり大きめの設定と言えるでしょう。
ショッピング利用可能額は、審査を経て個別に決定します。利用枠はカード送付と同時に通知されますが、最初から300万円の満額が設定されることはそうそうありません。最初は少なめの限度額に設定される傾向があります。
ビジネスカードの利用実績を積み、滞りなく支払いを続けていくと信用度がアップし、利用枠を広げていくことができます。増額を希望する場合は窓口に連絡しますが、利用目的により利用枠が大きく設定される場合もあるとのことです。用途を伝えた上で相談してみることをおすすめします。
また、一時的な増額も可能です。大きめの利用枠を保有したいと考えている方は、UC法人カードを検討してみても良いでしょう。
ETCカードを複数枚発行可能
UC法人カード1枚につき、ETCカードを複数枚発行できます。ETCカードの年会費はかかりません。
従業員が運転をする場合も、クレジット機能のないETCカードを渡すことができます。不正使用などを避けることができ、安心です。車両を複数利用する事業であれば、利用価値の高いビジネスカードです。
UC法人カードの審査と発行日数
UC法人カードの申し込みは、公式サイトにある申込書に入力し、ダウンロードして印刷・郵送するようになっています。手間がかかって少々煩わしいかもしれません。
一般的にビジネスカードは、申し込みフォームに入力して送信した後、カード会社から紙の申込書が送られてくるようになっています。UC法人カードは紙の申込書を申請者に郵送する手順がない分、発行までの時間が多少短縮されます。
UC法人カードは申込書がカード発行会社に到着後、約2週間でカード発行となります。ビジネスカードの標準的な発行日数は約3週間なので、いくぶん早くカードを入手できる可能性があります。
審査に必要な書類は以下の通りです。
個人事業主の場合 | 法人の場合 |
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審査難易度は高くはありません。入会条件は特になく、決算書類の提出も不要なので、スタートアップの法人・個人事業主も申し込みできます。なお、事業計画書などを参考書類として提出すると、審査がスムーズになる可能性が高くなります。
UC法人カードのメリットとデメリット
UC法人カードはベーシックなビジネスカードです。最大のデメリットは付帯保険が一切ない点ですが、出張が少ない場合は気にならないのではないでしょうか。付帯保険が欲しい場合は、上位カードであるゴールドカードも検討してみてください。
メリット | デメリット |
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年会費は安いのですが、同じく年会費1,375円の「三井住友ビジネスカード for Owners」や「JCB法人カード」などにある初年度年会費無料の特典はありません。
UC法人カードのその他の情報
- 追加カードは発行枚数に制限なし
- 支払い方法は一回払いのみ
- UCタクシーチケットを利用可能
- UCギフトカードを購入可能
- 会員用旅行サイト「tabiデスク」 ツアー予約等に利用可
- 世界51都市の海外アシスタンスデスク 予約代行、トラブル相談などに日本語で対応
- 「UC海外なくしてもホッとライン」 海外でのカード紛失・盗難に対応
- 全国に優待ショップあり 宿泊、グルメ、ショッピングなど
- ポイントモール「永久不滅.com(ドットコム)」の利用でポイント加算
また、追加カードの年会費も本カードと同額必要です。他のビジネスカードでは、追加カード年会費が本カード年会費よりも安いものが多いので、注意が必要です。