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新設法人におすすめのネットバンク – 中小企業の法人口座開設

2020/01/07

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新設おすすめのネットバンク

ビジネスカードを作る際には、その前に法人口座を開く必要があります。新設法人でも法人口座が作りやすいと言われるネットバンクの法人口座開設手続きを紹介します。

ネットバンクは振込手数料が安い

法人口座は都市銀行など多彩な金融機関で作ることができ、ネットバンクも選択肢の1つです。ネットバンクで法人口座を作る最大のメリットは、「手数料の安さ」と言っても過言ではありません。振込手数料は、都市銀行と格段の差があります。

ネットバンクには法人口座が作れる銀行・作れない銀行があります。

ここでは、法人口座が作れる上記の3社をピックアップして比べてみます。

振込手数料の比較

銀行 同行
3万円未満
同行
3万円以上
他行
3万円未満
他行
3万円以上
ネットバンク ジャパン
ネット銀行
55円 55円 176円 275円
楽天銀行 52円 52円 168円 262円
住信SBI
ネット銀行
50円 50円 160円 250円
都市銀行 みずほ銀行 216円 432円 540円 756円
三菱UFJ銀行 0円 0円 550円 770円
三井住友銀行 220円 440円 330円 550円
りそな銀行 324円 324円 648円 864円

※2020年1月時点 表示はすべて税込料金

他行あての振込手数料で大きな差があることがわかります。法人は振込の機会も多いので、年間で考えるとコストの差は大きくなります。

年間での振込手数料の差

たとえば、月に50件の他行への振込を行なっている中小企業があるとしましょう。ジャパンネット銀行の法人口座を使った場合と、みずほ銀行の法人口座を使った場合で年間の振込手数料を計算してみます。

ジャパンネット銀行 他行3万円以上の振込手数料:275円
275円 × 50件 × 12カ月 = 165,000円

みずほ銀行 他行3万円以上の振込手数料:756円
756 × 50件 × 12カ月 = 453,600円

両者の差額は、453,600円 ー 165,000円 = 288,600円 となります。年間で約30万円ものコストの差があるということです。毎月の振込回数が多くなれば、この差はさらに拡大します。

振込手数料の安いネットバンクで法人口座を開き、振込はその口座から行うようにすることがコストダウンのための最善策です。まだネットバンクの法人口座を作っていないのであれば、1つ作っておいても損はありません。

ネットバンクは口座の維持管理費が無料

口座維持管理の手数料も無料

法人口座では、「口座維持管理料」を支払う場合があります。都市銀行でインターネットバンキングを申し込むと、管理料は月額1,000~2,000円台です。この管理料は、ネットバンクであれば無料です。

ネットバンクとインターネットバンキングの違い

インターネットバンキングを「ネットバンキング」とも略すので、混乱しがちな言葉です。ネットバンクとはネット銀行のことです。ここではジャパンネット銀行・楽天銀行・住信SBIネット銀行を取り上げています。実店舗ではなくネット中心にサービスを行う銀行です。

インターネットバンキングは銀行を指すのではなく、サービスそのものの名称です。各銀行が行なっているインターネット上の取引で、スマホやパソコンから振込や残高照会などができます。

24時間365日決済可能なネットバンク

ネットバンクで便利なのは、24時間・365日取引が可能なところです。ちなみに、都市銀行・地方銀行のインターネットバンキングは、土日・祝日や深夜の取引ができません。

終業後や休日に取引履歴を確認することは意外にあるのではないでしょうか。ネットバンクは利便性が高く、フレキシブルな運用に応えてくれます。

それでは、ジャパンネット銀行・楽天銀行・住信SBIネット銀行の各行について見ていきましょう。

ジャパンネット銀行の法人口座について

国内初のネットバンクとして誕生したジャパンネット銀行。三井住友銀行とYahoo!JAPANの出資により生まれた銀行です。中小企業ではメインバンクとしてジャパンネット銀行を選んでいる会社も多くみられます。

振込手数料は他の2社と少し料金が違いますが、手頃な料金設定です。

ジャパンネット銀行の振込手数料

同行3万円未満 同行3万円以上 他行3万円未満 他行3万円以上
55円 55円 176円 275円

表示は税込料金

キャッシュカードはVISAデビット機能が利用できる

法人口座を開設すると、VISAデビットカードと一体になったキャッシュカードが送付されます。年会費無料のデビットカードが利用できます。

デビットカードとは?

デビットカードはクレジットカードと違い、「即時払い」が特徴です。残高がなければ決済ができません。VISAデビットであればVISAのマークがある店で使えます。紛失時や不正利用の際も補償があるので安心です。

Pay-easy(ペイジー)を使って税金納付ができる

源泉所得税や法人税、消費税などを支払うことのできる「Pay-easy」が使えます。24時間税金の納付に対応しているので便利です。なお、ネットバンクは国税のダイレクト納付には対応していません。

ATM利用手数料

入金3万円未満 入金3万円以上 出金3万円未満 出金3万円以上
165円 無料 165円 無料

ATM手数料は入出金とも毎月1回は無料です。2回目からは、3万円以上であれば無料、3万円以下は税込で165円(ゆうちょ銀行ATMのみ330円)です。

その他のジャパンネット銀行の特徴

  • 申し込み書類送付からキャッシュカード送付までは10日~2週間の予定
  • セブン銀行、E-net(ファミリーマートなど)、ローソン、ゆうちょ銀行、三井住友銀行などのATMを利用可
  • 最大20口座を開設できる
  • 「WEB総振」は、振込データをアップロードすることで大量の振込をまとめて行える総合振込サービス
  • 振込手数料の優遇制度あり 前月の預金平均残高3,000万円以上だと振込手数料が毎月5回まで無料
  • ジャパンネット銀行専用の「アスクルインターネットショップ」で優遇特典あり

ジャパンネット銀行 ビジネスアカウント

楽天銀行の法人口座について

楽天が運営するネットバンクです。旧名はイーバンク銀行でした。楽天銀行は、希望者に対してキャッシュカードとビジネスデビットカードを発行できます。ビジネスデビットカードにはキャッシュバックシステムがあるところが特徴の一つです。

振込手数料は業界でも最安クラスの設定となっています。住信SBIネット銀行と同額です。

楽天銀行の振込手数料

同行3万円未満 同行3万円以上 他行3万円未満 他行3万円以上
52円 52円 168円 262円

表示は税込料金

デビットカードで1%のキャッシュバック

全国のJCB加盟店で利用できるカードです。希望者に対し、年会費1,000円(税込1,100円)で発行されます。カードは複数枚の発行が可能で、社員にも持たせることができます。

利用額に対して1%のキャッシュバックがある点が大きな特徴です。法人としての利用は個人よりも利用額が多いので、かなりのバックが期待できます。

ちなみに法人口座では、キャッシュカードは希望者のみに発行されます。発行手数料は1,000円(税込1,100円)です。

Pay-easy(ペイジー)を使って税金納付ができる

楽天銀行も、「Pay-easy」で納税ができます。

提携ATMが豊富

セブン銀行、E-net(ファミリーマートなど)、ローソン、ゆうちょ銀行の他、イオン銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行などのATMが利用できます。JR東日本の駅などにあるビューアルッテでも引き出しと残高照会ができます。

ATM利用手数料

入金3万円未満 入金3万円以上 出金3万円未満 出金3万円以上
210円~270円 無料 220円~275円 220円~275円

表示は税込料金

ATM手数料は入金3万円以上はどのATMでも無料ですが、出金は常に有料になります。ATM利用回数が多いと思いのほかコストがかかるので、注意が必要です。

海外送金が可能

都市銀行では海外送金に多額の手数料がかかることがあります。

他行あての海外送金手数料
例:三井住友銀行 4,000円 みずほ銀行 5,500円

楽天銀行では、送金手数料は1,000円で、海外からの送金受け取りは2,000円で対応しています。その他の手数料も比較的安価です。

海外送金をするためには利用登録が必要です。200以上の国に海外送金ができるので、海外との取引が予想される場合は楽天銀行を検討しても良いでしょう。

その他の楽天銀行の特徴

  • 口座開設申込から口座開設完了までの日数は約2週間から3週間程度
  • 20口座までまとめて申し込み可能
  • 「楽天銀行アプリ for Business」 ワンタイムパスワードにより安全に取引できる
  • ネットショップでの利用に便利な「楽天銀行かんたん決済」あり
  • 担当者別にIDを発行、権限管理が可能
  • 複数の口座を同一IDで利用可能

ワンタイムパスワードとは?

一定時間、スマホに表示されるパスワードです。固定のパスワードではなく、時間経過でパスワードが変わるため、本人認証が確実です。

楽天銀行 法人ビジネス口座

住信SBIネット銀行の法人口座について

三井住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資により誕生したネットバンクです。口座開設をされる法人のうち、約5割はスタートアップ企業とのことです。なお、「登録の住所がバーチャルオフィスである時などは口座開設をお断りする場合がある」と公式サイトに明記されています。

住信SBIネット銀行の特徴

  • 申し込みから口座開設まで2~3週間程度
  • 一括振込サービスあり 最大10件の振込を一度の操作で行えるサービス
  • 総合振込サービスあり 送金依頼データをアップロードするだけで大量振込が可能になるサービス。申し込みが必要で、月間基本料金3,240円(税込)
  • 定期自動振込サービス 毎月定例・定額の振込に。月10件まで対応
  • 借り入れ利率を毎月自動で通知(口座利用状況に応じて信用状況を推計)
  • スマホを利用した取引認証アプリ「スマート認証」あり
  • Pay-easyには未対応

振込手数料は楽天銀行と同じで業界最安水準です。

住信SBIネット銀行の振込手数料

同行3万円未満 同行3万円以上 他行3万円未満 他行3万円以上
50円 50円 160円 250円

表示は税込料金

振込手数料が無料になる優待プログラムがある

このままでも十分安い振込手数料ですが、利用状況に応じて振込手数料を優遇するプログラムがスタートしました。利用条件は以下の2つです。

  • 他行からの振込が月間10件以上ある
  • VISAデビットカードの利用金額(月末確定金額)が10万円以上ある

この条件を1つ満たすごとに振込手数料が月10回無料(両方満たせば2回無料)になります。振込先の多い法人であれば、条件もそれほど苦労せず達成できそうです。

VISAデビット付きキャッシュカードが入手できる

住信SBIネット銀行では、ジャパンネット銀行と同じようにキャッシュカードにVISAデビット機能がついています。

ATM利用手数料

入金3万円未満 入金3万円以上 出金3万円未満 出金3万円以上
108円

表示は税込料金

住信SBIネット銀行では、手数料がすべて108円です。ATM手数料は、入出金の回数や金額によってどこが一番お得になるか異なるため、自社での使い方を確認してみましょう。

住信SBIネット銀行 法人口座
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