中小企業・個人事業主のためのビジネスカード情報

デルタ航空のラウンジサービス「デルタ スカイクラブ」とは?

PR

2021/08/03

date
デルタ航空のラウンジ「デルタスカイクラブ」とは?

アメリカの航空会社「デルタ航空」の空港ラウンジサービス「デルタ スカイクラブ」についてまとめました。

デルタ スカイクラブとは

「デルタ スカイクラブ」とは、デルタ航空の空港ラウンジサービスで、一定の条件を満たした人だけが利用できます。アメリカの空港を中心に約50カ所の上質なラウンジがあり、航空機への搭乗前に快適な時間を過ごすことができます。

通常は、ビジネスクラス以上のデルタ航空便利用者であるなどの条件が設けられていますが、デルタスカイクラブ会員、アメックスの上級カード(プラチナ等)の会員も利用することができます。後述の通り、一日利用券(59USドル or 5,000マイル)購入者でも利用できます。

空港ラウンジには、クレジットカード発行会社が運営するカード会員向けラウンジなどもありますが、このように航空会社が運営するラウンジは、基本的にはさらに豪華な作りになっています。

デルタ スカイクラブのある空港

デルタ スカイクラブのラウンジは、アメリカの空港をはじめとする約50カ所で運営されています。

デルタ スカイクラブの主なラウンジ

国際空港名
アメリカ ジョン・F・ケネディ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ・オヘア、シアトル・タコマ、ミネアポリス・セントポール、アトランタ、ボストン、デトロイト、ホノルル、メンフィス、オーランド、ポートランド、ソルトレイクシティ、ワシントン・ナショナル
日本 羽田(2021年春オープン)

デルタ スカイクラブは、一般のカード特典で無料利用できるラウンジと比べて、ワンランク上のラウンジサービスとなっています。アメリカ出張が多い人には便利なサービスです。

日本では成田空港に2カ所ありましたが、2017年と2020年に終了しました。2021年春ごろ、羽田空港に新しくオープンする予定です。

カード会社の無料ラウンジよりも快適なラウンジ

デルタ スカイクラブは、外観、設備、サービスのクオリティが高いのが特徴です。ラウンジ内のフードサービスの種類も多く、イタリアンや中華メニューがそろっていたりします。ドリンクバーも利用でき、アルコールの用意があるラウンジもあります。

デルタ スカイクラブの設備は、空港によって多少差があります。ここでは、標準的な設備を紹介します。成田空港のラウンジにはシャワールームも備わっています。

  • Wi-Fi環境、テレビ、FAXやプリンター
  • アルコールを含むドリンクバー
  • 地元産の食材を利用した食事(朝食、夕食)
  • 新聞、雑誌

デルタ空港ラウンジの利用条件

デルタ スカイクラブのラウンジ利用資格はいくつか用意されています。以下、いずれかの条件を満たす場合、ラウンジを利用できます。

  • デルタ航空の「デルタワン」 、「デルタワン スイート」搭乗者
  • デルタスカイクラブ会員
  • マイレージプログラム「スカイマイル」のゴールドメダリオン以上の会員
  • 一日利用券(59USドル or 5,000マイル)購入者
  • デルタ航空の提携クレジットカードの会員
  • アメックスの上級カード(プラチナ等)の会員

「デルタワン」「デルタワン スイート」搭乗者

デルタワンとデルタワン スイートは、デルタ航空便の座席名です。ビジネスクラスに相当する、上位ランクの座席です。

デルタ スカイクラブ会員

デルタ スカイクラブの会員になることでラウンジを利用できます。会員資格は以下のようになっています。入会は、デルタ航空の公式サイトから申し込みが可能です。

個人会員 エグゼクティブ会員
年会費 545ドル or 54,500マイル
or 50ドルの12回払い
845ドル or 84,500マイル
or 75ドルの12回払い
同伴者料金 1回につき2名まで、1人39ドル 1回につき2名まで無料

入会金も会員本人のラウンジ入場も無料ですが、年会費がかかります。年会費は日本円で個人会員が約54,500円、エグゼクティブ会員が約84,500円です。(1ドル=100円で換算)米ドル、もしくはマイルで支払うことが可能です。単身で旅行することの多い人は個人会員、同伴者と頻繁に旅行することが多い人はエグゼクティブが向いています。

マイレージプログラム「スカイマイル」のゴールドメダリオン以上の会員

デルタ航空のマイレージ「スカイマイル」上級会員になることでもラウンジを利用できるようになります。入会は、デルタ スカイクラブと同様に公式サイトから申し込みます。入会金は無料です。

シルバー ゴールド プラチナ ダイヤモンド
年間の必要マイル 25,000 50,000 75,000 125,000
年間の必要区間 30 60 100 140
デルタスカイクラブ利用

デルタスカイマイルの上級会員は「メダリオン」という名前で、下からシルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの4ランクがあります。年間の必要マイル、または必要区間のフライトを利用することでランクアップが可能です。

スカイクラブが利用できるのは、下から2番目のランク、ゴールドからです。50,000マイルを貯めるには約10,000ドルが必要であり、日本円では約100万円になります。スカイマイルは有効期限がないため、貯めやすく利用しやすいマイルです。

1回利用券(59USドル or 5,000マイル)購入者

今回だけスカイクラブを利用してみたい、という場合には1回利用券が用意されています。料金は59ドル or 5,000マイルです。(日本円に直すと約5,900円)

デルタ航空の提携クレジットカードの会員

アメックスやダイナースは、デルタ航空の提携カードを発行しています。たとえば、以下の2枚があります。

  • デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • デルタ スカイマイル ダイナースクラブ・カード

これらのデルタ航空カード会員はスカイクラブラウンジを利用でき、さまざまなボーナスマイルももらうことができます。なお、ラウンジの利用規定はカードにより異なる場合があります。

アメックスの上級カード(プラチナ等)の会員

デルタ航空の提携カードではありませんが、アメックスの上位カードも付帯特典としてデルタスカイクラブの利用が認められています。クレジットカード特典でのデルタ スカイクラブラウンジ入室には、以下の3点の提示が必要です。

  • 対象となるクレジットカード
  • 写真付き身分証明書
  • 出発当日のデルタ航空搭乗券

カードを保持しているだけではなく、その日にデルタ航空を利用する必要があることに注意しましょう。

アメックス・ビジネス・プラチナはデルタ空港ラウンジが利用可能

スカイクラブラウンジを無料で利用できるビジネスカードとして、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(アメックスプラチナ)があります。これはアメックスのビジネスカードの中で最上位のカードです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの基本情報

年会費(税込) 実質還元率 国際ブランド
143,000円 0.5% American Express
ショッピング枠 キャッシング枠 締日と支払日
利用者により異なる なし 利用者により異なる

招待制ということに加えて、年会費も143,000円と高額です。しかし、それに見合うだけの付帯特典もあります。空港のラウンジサービスで言えば、世界中の空港のVIP向けラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」が付帯し、なおかつデルタ スカイラウンジの利用権も付帯します。

アメックスプラチナでのスカイクラブの利用は、その日デルタ航空に搭乗する際に可能となります。通常はビジネスクラス以上のシートの時に利用ができるのですが、アメックスプラチナがあれば搭乗クラスは問われません。なお、同伴者1名まで無料で利用が可能なのも便利です。

2019年1月1日以降、アメックスプラチナおよびセンチュリオンカード会員がクラブを利用するためには、デルタ航空便名のフライトまたはデルタ航空運航便の利用が必要になりました。

デルタ航空のラウンジ「デルタスカイクラブ」とは?
デルタ航空のラウンジサービス「デルタ スカイクラブ」とは?
VISAカードがApple Payでできること・できないこと
VISAカードがApple Payでできること・できないこと
Dinersを選ぶメリット・デメリット
Diners Clubのクレジットカードを使うメリット・デメリット
利用付帯と自動付帯の違いをわかりやすく
利用付帯と自動付帯の違い – クレジットカードの旅行保険
国際ブランドMastercardを選ぶメリット・デメリット
Mastercardのクレジットカードを選ぶメリット・デメリット
国際ブランドJCBを選ぶメリット・デメリット
国際ブランドJCBを選ぶメリット・デメリット – クレジットカードの基本

PAGE TOP