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セキュリティコードが表記されている位置について

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2021/03/04

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セキュリティコードの位置

クレジットカードで決済をする時に、「セキュリティコード」を要求される場合があります。カードの不正利用を防ぐセキュリティコードについて説明します。

セキュリティコードとは

セキュリティコードとは

セキュリティコードとは、クレジットカードに印字されているコードです。もっとも、カードに「セキュリティコード:◯◯◯」と明確に書かれているわけではありません。そのため、一見しただけではわかりにくくなっています。

なお、「セキュリティコード」は、利用者がクレジットカードの作成時に任意で設定する4ケタの「暗証番号」とは異なります。「暗証番号」はICカード対応の店舗レジなどの決済で利用する番号です。

セキュリティコードの印字は、国際ブランドによって位置やケタ数が異なります。ブランドごとに、どこにセキュリティコードがあるか確認してみましょう。

セキュリティコードの印字の位置

カード発行会社はたくさんありますが、表面にあるVISAやMastercard、JCBといったロゴマークを確認してみてください。それが国際ブランドです。ブランドがわかればセキュリティコードの場所もわかります。下記の表に挙げているブランドは、クレジットカードの5大国際ブランドと呼ばれています。

印字の券面 印字位置 ケタ数
VISA 裏面 署名欄の上部に書かれた
クレジットカード番号の後
一番右の3文字
3ケタ
Mastercard 裏面 署名欄の上部に書かれた
クレジットカード番号の後
一番右の3文字
3ケタ
JCB 裏面 署名欄の上部に書かれた
クレジットカード番号の後
一番右の3文字
3ケタ
American Express 表面 クレジットカード番号の
右上に記載されている4文字
4ケタ
Diners Club 裏面 署名欄の下部に書かれた
クレジットカード番号の後
一番右の3文字
3ケタ

Visaのセキュリティコード位置

VISAやMastercardなど、カードの裏面の署名欄にセキュリティコードがあるものが多いです。アメックスだけがカードの表面にあり、4ケタの数字なので特徴的ですね。

アメックスのセキュリティコード位置

なお、日本であまり利用している人はいないかと思いますが、7大ブランドに数えられる中国の銀聯カードとDiscoverカードも裏面にセキュリティコードがあります。VISAなどと同様に、カード裏面・署名欄の最後の3ケタです。

セキュリティコードの意味

オンラインショッピングなどでカード決済を行う際、カード番号の入力後に「セキュリティコードを入力してください」と指示される場合がよくあります。ネット決済の経験がないと、セキュリティコードにピンとこない人も多いことでしょう。

インターネット上でクレジットカード情報が盗まれないように、セキュリティコードで保護します。このコードはカード固有のナンバーであり、セキュリティコードを言える、という場合は「カードが確かに手元にある」という状態を示します。ネット通販でセキュリティコードの入力を求められることが多いのは、「カード所有者本人がカードを使おうとしている」と確認するためです。

セキュリティコードは、カード券面に書かれた情報です。クレジットカード内の磁気情報ではありません。そのため、カードリーダーなどによって不正に読み取られる心配がありません。また、買い物をした時にもらうカード利用伝票などに記載されることもありません。カードを現に所持している本人だけが確認できる情報です。

不正利用や「なりすまし取引」防止のために、クレジットカード会社は新しい試みをいろいろ開発しています。今は、VISAが開発した「3Dセキュア」と呼ばれるパスワード設定などの新システムが世界標準になりつつあります。

「CVC」「CVV」はセキュリティコードを指す

海外のショップで何かを購入しようという時に、ネット決済は便利です。その時に、「CVC Number」「CVV Number」の文字があったりします。これは、セキュリティコードを示すもので、国際ブランドによって呼び名が異なります。

  • VISA …Card Verification Value「CVV Number」
  • Mastercard …Card Verification Code 「CVC Number」
  • American Express …Card Identification Number 「CID Number」

三者三様なのでまぎらわしいですね。海外通販の入力はとまどうことが多いかもしれませんが、セキュリティコードの呼び名を覚えておくとあわてずに済みます。「CVC」「CVV」と案内されていたら、セキュリティコードを探して入力しましょう。

カードの更新・再発行でセキュリティコードが変わる

クレジットカードのセキュリティコードは、変更になるタイミングがあります。カードが新しくなった時・再発行された時です。

  • カードの有効期限が切れて、新しいカードが送られてきた
  • カードの紛失や盗難により、再発行されて新しいカードになった

これらの場合、カード番号と共にセキュリティコードも新しくなります。オンラインショッピングをよくする人は、3ケタのセキュリティコードを覚えて入力する人も多いことでしょう。しかし、カードが新しくなってセキュリティコードも変わった場合、間違った入力を繰り返すと、不正利用の疑いをかけられてしまいます。

セキュリティコードがかすれてきた場合は?

セキュリティコードは小さな文字ということもあって、かすれて見えなくなってしまう場合もあります。この場合は、カードに記載されているカスタマーサービスに連絡をしましょう。カード再発行などの対策をしてくれます。

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