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アメックスプラチナとセゾンプラチナを比較 – ビジネスカードマガジン

2019/05/22

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アメックスプラチナとセゾンプラチナを比較

アメックスブランドのビジネスプラチナカードには、以下の2種類があります。

アメックスプラチナはプロパーカードであり、セゾンプラチナは、クレディセゾン発行のアメックス提携カードです。

アメックスプラチナとセゾンプラチナの比較

両カードの基本機能、付帯サービスを比較してみましょう。同じアメックスのビジネスプラチナカードですが、機能には違いがあります。

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
カードデザイン アメリカン・エキスプレス ビジネス・プラチナ・カード セゾンプラチナ・ビジネス アメリカン・エキスプレス・カード
年会費(税抜) 130,000円 20,000円 年会費優遇制度有
追加カード発行枚数 4枚まで
追加カード年会費
(税抜)
無料 3,000円/枚
ETCカード発行枚数 5枚まで
ETCカード年会費
(税抜)
500円/枚 無料
ショッピング枠 利用者により異なる
キャッシング枠 なし 最大50万円
支払い方法 1回 1回・2回、分割
リボ、ボーナス1回・2回
締日と支払日 利用者により異なる 毎月10日締め 翌月4日払い
国内旅行傷害保険 最高5,000万円
海外旅行傷害保険 最高1億円
ショッピング保険 最高500万円 最高300万円
航空機遅延保険 最高4万円(国内) 最高10万円(海外)
プロテクション
サービス
オンラインプロテクション
他6種類
オンラインプロテクションのみ
プライオリティパス 無料付帯
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード 永久不滅ポイント
電子マネー なし iD・QUICPay利用可能
実質還元率 0.5%
インビテーション 必要 不要
発行日数の目安 約10日 最短3日

まず、最も大きな違いは年会費です。アメックスプラチナが130,000円なのに対し、セゾンプラチナは20,000円。かなりの違いです。年会費の違いは、付帯サービスの差に結びつきます。

申し込み方法も異なります。「インビテーション(招待)が必要なアメックスプラチナ」と「希望すれば申し込めるセゾンプラチナ」という差です。両カードの違いについて、それぞれ説明していきましょう。

年会費20,000円、ビジネスプラチナ最安のセゾンプラチナ

ビジネスプラチナカードの年会費は、30,000円(JCBプラチナ法人カード)、50,000円(三井住友ビジネスカード for Owners プラチナ 他)とさまざまです。年会費20,000円のセゾンプラチナは、非常に安価なプラチナカードです。

それに加えて、セゾンプラチナには年会費優遇制度もあります。この制度は、年間200万円以上のショッピング利用により翌年度年会費が半額になるというもの。年10,000円でプラチナカードを利用できることになります。

アメックスプラチナはと見ると、年会費130,000円。桁が違います。プラチナカードの中でもトップレベルの金額であり、手軽に利用できるカードではありません。

インビテーション(招待)が必要なアメックスプラチナ

もう一つの大きな違いが申し込み方法です。アメックスプラチナは、カード発行会社から「インビテーション(招待)」がないと基本的に申し込みはできません。一方でセゾンプラチナは、公式サイトなどから応募フォームを使っていつでも申し込むことができます。

インビテーションが届く条件は公表されていません。一般には、アメックスの下位カードで利用実績を積み重ねることが招待への近道と言われています。

アメックスプラチナに入会する手段として、まずアメックスビジネスゴールドを入手しすることをおすすめします。毎月欠かさず使い、ある程度の利用期間を重ねると、インビテーションが送られてくる対象となります。もちろん延滞などの返済トラブルは厳禁です。

入会にインビテーション(招待)が必要なビジネスカード

最短3日で発行、審査が柔軟なセゾンプラチナ

アメックスプラチナとセゾンプラチナの発行日数

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
約10日 最短3日

優良顧客と認められてようやく入会できるアメックスプラチナに比べると、セゾンプラチナは申し込みのハードルが低いプラチナカードです。ビジネス一般カードと同様に、希望すれば申し込むことができます。審査もやさしいと言われており、設立・開業間もなくでも入会できたという事例があります。

セゾンプラチナの長所の一つに「発行期間が短い」ことがあります。数あるビジネスカードの中で、最短3日で入手できるカードはそうありません。審査に必要な書類も、申し込み本人の確認資料(運転免許証など)だけです。法人であっても、登記簿謄本や決算書類を用意しなくて大丈夫です。

ハイステータスなのはアメックスプラチナ

「年会費が高額でカード会社から入会が難しいアメックスプラチナ」と「年会費が手頃で入会しやすいセゾンプラチナ」という差がはっきりしてきました。入手難易度と運用しやすさの違いは、ステータス性につながります。

限られた人しか利用できないアメックスプラチナのステータス性は、相応の高さを誇ります。アメックスのプロパーカードとしてプレミアム感は抜群です。「お得感」を度外視したステータスカードです。

誰でも申し込むことができ、クレディセゾンの特典も利用可能なセゾンプラチナは、コスパの良いカードです。プラチナではありますが、庶民的なカードと言えます。

プラチナカードを検討する人は、ステータス性を手に入れることも目的の一つになっていることと思います。「セゾンプラチナは庶民的」と言いましたが、一般のビジネスカードと比べれば格段にハイステータスです。セゾンプラチナは、ステータスカードを賢く運用したい方におすすめのカードです。

良コスパでステータス性が高いビジネスカード

旅行傷害保険の補償額は同じでも、付帯条件は異なる

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯) 最高5,000万円(自動付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円
(利用付帯分5,000万円、
自動付帯分5,000万円)
最高1億円(自動付帯)
ショッピング保険 最高500万円 最高300万円
航空機遅延保険 最高4万円(国内) 最高10万円(海外)

アメックスプラチナとセゾンプラチナには両者とも優秀な保険が付帯しています。海外・国内旅行保険の最高補償額は同額で、海外は1億円、国内は5,000万円です。ただし、付帯条件に違いがあるので注意しましょう。

セゾンプラチナの旅行保険は海外・国内とも自動付帯ですが、アメックスプラチナの海外保険には利用付帯分と自動付帯分が設定されています。国内保険は自動付帯です。

ショッピング保険は、アメックスプラチナの方が500万円と充実しています。航空機遅延保険は、セゾンプラチナは海外での利用について最高10万円の補償なのに対し、アメックスプラチナでは国内の利用について最高4万円の補償です。

航空機遅延保険とは、航空機が遅れて乗り継ぎがかなわなかったり、スーツケースが紛失したりした場合の損害を補償するものです。手荷物の紛失などは国内よりも海外の方が起こりうるトラブルなので、海外旅行に対応しているセゾンプラチナの方が実用性が高いと考えられます。

両カードともプライオリティ・パスが無料付帯

プライオリティ・パスは、海外でVIP専用の空港ラウンジを利用できるサービスです。利用できるラウンジは世界130カ国、1,200カ所以上の空港にあります。会員制をとっており、事前に申し込みが必要です。

プライオリティ・パス特典の内容

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
会員種別 プレステージ
年会費 無料
追加カード会員 無料 利用不可
同伴者の利用 1名まで無料 有料(約3,500円)

通常であれば年会費に約45,000円が必要となるプライオリティパスですが、アメックスプラチナもセゾンプラチナも無料でプレステージ会員になることができます。ここは両カード共通です。

ただし、セゾンプラチナでは追加カード会員がプライオリティパスを使うことはできません。さらに、同伴者の入室は有料です。

アメックスプラチナは、追加カード会員もプライオリティパスを無料で利用でき、同伴者1名が無料で入室できます。使い勝手を考えると、アメックスプラチナの方が優秀な特典となっています。

プライオリティパスが付くビジネスカード – 法人カードの特典-

アメックスプラチナには、プライオリティパスだけではなく「デルタ航空専用ラウンジ」も無料で利用できる特典があります。アメリカを中心に、世界50カ所の空港にラウンジが用意されています。

アメックスプラチナは追加カード年会費が無料に

アメックスプラチナとセゾンプラチナは、追加カード発行枚数が共通です。従業員向けに発行される追加カードは4枚まで、ETCカードは5枚までと制限されています。カードを持たせたい従業員、営業車が多い場合はどちらのカードもあまり向いてはいません。

アメックスプラチナとセゾンプラチナの追加カード・ETCカード

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
追加カード発行枚数 4枚まで
追加カード年会費(税抜) 無料 3,000円/枚
ETCカード発行枚数 5枚まで

アメックスプラチナでは、追加カード年会費は無料です。セゾンプラチナは本カード年会費が比較的安いということもあって、追加カード1枚につき3,000円が必要となります。ETCカードは、アメックスプラチナでは年会費500円がかかります。

アメックスプラチナはプロテクション・サービスが充実

アメックス独自のプロテクション・サービスは両カードに付帯します。セゾンプラチナでは、ネット上でカードを不正利用された場合の補償である「オンライン・プロテクション」だけが利用できます。それに対してプロパーカードのアメックスプラチナでは、7種類もの補償サービスが付帯します。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードのプロテクション・サービス

補償額 補償内容
オンライン・プロテクション
(セゾンプラチナにも付帯)
全額補償 ネット上でカード不正使用に遭った場合の補償
キャンセル・プロテクション 年間最高
50万円
病気・ケガによる入院などにより出張等をキャンセルした場合の損害補償
リターン・プロテクション 1商品3万円まで
年間15万円まで
カード購入商品の返品を購入店が受け付けない場合の補償
ショッピング・プロテクション 年間最高
500万円
国内外のカード購入商品について破損・盗難などの損害補償
フリープロテクト・プラン 年1回
最高5,000円
国内で外出中に携行品を紛失・盗難にあった場合の補償
ビジネス・ワランティ・プラス 修理補修費用を補償 購入品の自然故障や事故による故障を補償 10,500円以上の商品が対象
カー・ピッキング・プロテクション 年間30万円まで 事業用車両の中のPCや鞄などの盗難・破損を補償

ラグジュアリーなサービスが付帯するアメックスプラチナ

両カードとも押しも押されもせぬプラチナカードであり、上質な付帯特典を備えています。先述した空港ラウンジサービスのほか、コンシェルジュサービスなどはどちらのカードにも付帯しているプラチナ特典です。

しかし、年会費は130,000円と20,000円という大きな差があります。付帯特典は、やはりアメックスプラチナの方が充実していると言わざるをえません。付帯特典で違いの目立つものをピックアップしてみました。

アメックスプラチナとセゾンプラチナの付帯特典

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
ホテル優待 海外ホテル上級会員資格
年1回、国内の対象ホテルに2名まで無料宿泊
海外・国内の高級ホテル優待
ダイニング優待 提携レストランで1名分無料 提携レストランの優待割引等
ゴルフサービス プレー料金を1名分無料、会員制ゴルフ場をビジター利用可 プレミアムゴルフサービス利用可(年会費10,000円)
空港手荷物宅配 自宅~空港間の手荷物宅配 なし
福利厚生サービス 「クラブオフ」登録無料 なし
その他 クルーザーを優待料金で利用
ヘリコプター優先予約
セゾンマイルクラブ無料登録

国内・海外の高級ホテル宿泊割引

アメックスプラチナでは、「ホテル・メンバーシップ」という世界の高級ホテルの上級会員になれる特典が付帯します。特典の内容は、部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなどです。

また、この他に「フリー・ステイ・ギフト」という特典もあります。年1回、国内で対象となる高級ホテルに2名まで無料で宿泊できます。

セゾンプラチナには、アメックス提携カード特典として「entrée(オントレ)」という優待特典が用意されています。特典内容としては、国内・海外の一流ホテルの宿泊割引や部屋のアップグレード、朝食無料サービスなどがあります。

「1名分無料」のダイニング優待はアメックスプラチナに付帯

アメックスプラチナには「ダイニング・アクセス」というレストランでの無料サービスがあります。これは、提携の一流レストラン・料亭で2~4名のコースを予約すると、1名分が無料になるサービスです。

セゾンプラチナにはオントレの特典の一つとして、提携レストランの優待割引や専用テーブルの確保、ワンドリンクサービスなどがあります。こちらはアメックスプラチナのように、食事代1名分が無料になるような特典はありません。

「2名以上のコース予約で1名分無料」というダイニング優待は、他のプラチナカードでも見られる付帯特典です。国内でのサービスなので、利用する機会も作りやすいと思われます。コース料金自体が10,000円以上と高額なメニューが多いため、利用できればとてもお得です。

「2名以上のコース予約で1名分無料」のダイニング優待が付帯するビジネスカード

  • 三井住友ビジネスカード プラチナ「プラチナグルメクーポン」
  • JCBプラチナ法人カード「グルメ・ベネフィット」
  • ダイナースクラブ ビジネスカード 「エグゼクティブ ダイニング」
  • Mastercard搭載のプレミアムカード「ダイニング by 招待日和」

福利厚生サービス、空港手荷物宅配はアメックスプラチナだけ

アメックスプラチナとセゾンプラチナの付帯特典

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
ゴルフサービス プレー料金を1名分無料、会員制ゴルフ場をビジター利用可 プレミアムゴルフサービス利用可(年会費10,000円)
空港手荷物宅配 自宅~空港間の手荷物宅配 なし
福利厚生サービス 「クラブオフ」登録無料 なし

ゴルフに関わる優待は両カードに付帯します。セゾンプラチナのプレミアムゴルフサービスでは、有名コースでのプレーやプロによるレッスン会などに参加できます。ただし、サービスを利用するには年会費として10,000円が必要です。

アメックスプラチナには、提携ゴルフ場のプレー料金を1名分無料にする「プリファード ゴルフ」や会員制のゴルフ場をビジター料金で利用できる「プレミア・ゴルフ・アクセス」が付帯します。年会費などは不要です。

空港手荷物宅配は、海外旅行の際、「自宅から空港まで」「空港から自宅まで」のスーツケース2個までを無料で配送してくれるサービスです。アメックスプラチナのみのサービスです。

また、アメックスプラチナには福利厚生プログラムが付帯します。75,000以上のホテルやリゾート施設を優待価格で利用できる「クラブオフ」が年間登録料無料です。従業員の福利厚生に役立てることができます。

JALマイル付与が高還元率のセゾンプラチナ

セゾンプラチナには、独自のマイル付与システムがあります。「セゾンマイルクラブ」に登録すると、通常の「永久不滅ポイント」ではなく、ショッピング利用でJALマイルが付与されるようになります。

アメックスプラチナとセゾンプラチナのマイル交換プログラム

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
プログラム メンバーシップ・リワード・プラス セゾンマイルクラブ
航空会社 ANA、チャイナエアライン
デルタ航空、他多数
JAL
マイル還元率 1%(ANAマイル) 1.125%

セゾンマイルクラブは無料で登録・利用が可能です。マイルの付与率は、カード利用1,000円につき10マイルとなっています。

カード利用ごとにJALマイルが付与されるとともに、利用額2,000円で永久不滅ポイント・1ポイントがもらえます。永久不滅ポイントはさらにJALマイルに移行可能です。

永久不滅ポイントをJALマイルに移行するレートは、200ポイントで500マイルとなっています。1ポイント=2.5マイルなので、カード利用金額1,000円の場合、永久不滅ポイント0.5ポイント=1.25マイルを得られます。

直接もらえるマイルと、永久不滅ポイントから移行するマイルを合わせてみると、カード利用金額1,000円の時に11.25JALマイルが貯まります。つまり、マイル付与率は1.125%です。JALマイルを貯めたい人には見逃せないサービスとなっています。

なお、アメックスプラチナも「メンバーシップ・リワード・プラス」というポイント交換プログラムが用意されています。ANAマイルなどにポイント移行が可能ですが、ANAマイル移行手数料として初年度のみ5,000円(税別)が必要となります。

キャッシング機能が利用できるセゾンプラチナ

アメックスプラチナとセゾンプラチナには、使い勝手に関連する機能にもいくつか違いがあります。この点はセゾンプラチナが優秀なので、まとめて紹介しましょう。

アメックスプラチナ セゾンプラチナ
キャッシング枠 なし 最大50万円
支払い方法 1回 1回・2回、分割、リボ
ボーナス1回・2回
電子マネー なし iD・QUICPay利用可能

セゾンプラチナのキャッシング機能は、個人事業主だけではなく法人代表者でも利用できるサービスです。キャッシングが利用できると、海外で両替を行わずATMで現地通貨を用意することができます。両替よりもお得になることが多く、便利です。
海外キャッシングができるビジネスカード – 海外融資可能な法人カード

また、アメックスプラチナは1回払いしか利用できませんが、セゾンプラチナは多彩な支払い方法を選択できます。また、クレディセゾンのセゾンiDとセゾンQUICPayを使うことも可能です。セゾンプラチナは、日常の使いやすさに関する機能が整っていると言えます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

 
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