コスモ コーポレートJCBカードには、一般カードとゴールドカードがあります。2つを比較してみましょう。
目次
コスモ コーポレートJCBカードの特徴
一般カードは基本的な機能のみのカードであり、ゴールドカードは各種保険や空港ラウンジサービスなどの付帯特典が優秀なカードです。
- 店頭クレジット価格で給油できる上、ポイントによる還元も受けられる
- コスモ石油でのみ利用可能な給油専用カード(ハウスカード)を発行できる
- コスモ石油での利用分については支払い猶予が長く、最長で70日
コスモ コーポレートJCBカードの比較
コスモJCBカードは、コスモ石油とJCBの提携ガソリンカードです。ただし、給油の割引や特典などありません。「コスモ石油でお得に給油ができる」カードではなく、「コスモ石油での給油を便利に行える」カードとなっています。
一般カード | ゴールドカード | |
---|---|---|
年会費(税込) | 1,375円 | 11,000円 |
ショッピング枠 | 30万円~100万円 | 50万円~250万円 |
キャッシング枠 | なし | |
国内旅行傷害保険 | なし | 最高5,000万円 |
海外旅行傷害保険 | なし | 最高1億円 |
ショッピング補償 | なし | 年間500万円(国内、海外) |
空港ラウンジサービス | なし | 国内主要33空港、ハワイ |
追加カード発行枚数 | 無制限 | |
追加カード年会費(税込) | 1,375円 | 3,300円 |
ETCカード発行枚数 | 無制限 | |
ETCカード年会費 | 無料 | |
支払い方法 | 1回、2回 | |
申し込み | 一般申し込み可 |
ゴールドには旅行傷害保険、航空機遅延保険などが付帯
コスモJCBカードの一般カードは付帯保険が一切つきません。「ビジネスカードの付帯保険で出張時の保険を用意しよう」と考えているのであれば、一般カードではなくゴールドカードをおすすめします。
ゴールドカードの付帯保険は優秀で、ビジネスプラチナカードの補償内容と比べても引けを取りません。海外旅行傷害保険は最高1億円の補償、国内旅行傷害保険のは最高5,000万円の補償です。
一般カード | ゴールドカード | |
---|---|---|
国内旅行傷害保険 | なし | 最高5,000万円(自動付帯) |
海外旅行傷害保険 | なし | 最高1億円(利用付帯分5,000万円、 自動付帯分5,000万円) |
航空機遅延保険 | なし | 2万円~4万円(海外・国内) |
ショッピング保険 | なし | 最高500万円(海外・国内) |
この他、ゴールドには航空機遅延保険も付帯します。これは、航空機の遅延や欠航による損害を負担してくれる保険です。遅延が長時間にわたり宿泊する羽目になった、手荷物が届かず衣類などを買わなくてはいけなくなった…などの損害について、2万円から4万円の保険金が支払われます。
ショッピング保険は最高500万円の補償です。カードで購入した商品の盗難や破損を補償してくれる保険で、国内利用・海外利用ともに適用となります。500万円という補償額は、かなり手厚い補償と言えます。
ゴールドは全国33空港 + ホノルルの空港ラウンジを利用可
ゴールド限定で付帯するサービスに、空港ラウンジサービスがあります。利用できる空港は、国内空港とハワイの空港ラウンジです。
- 国内空港 全国の主要33空港
- 海外空港 ハワイ (ダニエル・K・イノウエ国際空港)
この空港ラウンジサービスは、プロパーのJCBゴールド法人カードと同等の付帯サービスです。カード会員は無料でラウンジの利用ができます。同伴者も、料金を支払うことで利用可能です。国内出張が多く航空機による移動が多い場合に、大きなメリットが感じられるサービスです。
JCB法人カードとコスモコーポレートJCBカードの比較
プロパーカードである「JCB法人カード」とどちらを選べば良いか迷う場合は、以下の違いを参考にしてください。
JCB法人カードとコスモコーポレートJCBカードの違い
JCB法人カード | コスモJCBカード | |
---|---|---|
年会費 | 1,375円 初年度無料 |
1,375円 |
付帯保険 | 国内・海外旅行傷害保険 ショッピング保険 |
なし |
キャッシュフロー | 15日締め・翌月10日払い | 15日締め・翌月10日払い ※コスモ石油を利用した場合、 毎月末日締め 翌々月10日払い |
ハウスカード | 発行不可 | 発行可 |
ポイントプログラムの特典 | ポイント優待店、海外利用で ポイント2倍 |
優待店、海外利用での特典なし |
電子マネー | QUICPayに対応 | QUICPayに非対応 |
一般カードでは、同じ年会費でも保険などが付帯するJCB法人カード、付帯特典が少ないコスモJCBカードという違いがあります。全体的にJCB法人カードの方が高スペックです。
JCB法人カードとコスモコーポレートJCBカードの違い(ゴールド)
JCB法人カード | コスモJCBカード | |
---|---|---|
年会費 | 11,000円 初年度無料 |
11,000円 |
キャッシュフロー | 15日締め・翌月10日払い | 15日締め・翌月10日払い ※コスモ石油を利用した場合、 毎月末日締め 翌々月10日払い |
ハウスカード | 発行不可 | 発行可 |
ポイントプログラムの特典 | ポイント優待店、海外利用で ポイント2倍 |
優待店、海外利用での特典なし |
電子マネー | QUICPayに対応 | QUICPay非対応 |
ゴールドカードでは、各種保険や空港ラウンジサービスなどの付帯特典がほぼ一緒です。コスモ石油をよく利用するのであれば、コスモJCBゴールドをおすすめします。
一般カードとゴールドカードの比較まとめ
一般カード | ゴールドカード | |
---|---|---|
年会費(税込) | 1,375円 | 11,000円 |
ショッピング枠 | 30万円~100万円 | 50万円~250万円 |
キャッシング枠 | なし | |
国内旅行傷害保険 | なし | 最高5,000万円 |
海外旅行傷害保険 | なし | 最高1億円 |
ショッピング補償 | なし | 年間500万円(海外、国内) |
空港ラウンジサービス | なし | 国内主要33空港、ハワイ |
追加カード発行枚数 | 無制限 | |
追加カード年会費(税込) | 1,375円 | 3,300円 |
ETCカード発行枚数 | 無制限 | |
ETCカード年会費 | 無料 | |
支払い方法 | 1回、2回 | |
申し込み | 一般申し込み可 |
コスモ コーポレートJCBカードは、コスモ石油をよく利用する場合に便利なガソリンカードです。
一般カードとゴールドカードの特筆すべき違い
- 年会費が一般カードは1,375円、ゴールドカードは11,000円
- ショッピング枠は一般カードが最大100万円、ゴールドカードは最大250万円
- ゴールドカードのみ、国内・海外旅行傷害保険、ショッピング保険等の各種保険が付帯
- ゴールドカードのみ、空港ラウンジサービスが付帯
一般カードは基本的な機能のみのシンプルなカードで、ゴールドカードは付帯特典のクオリティが高いビジネスカードです。