マネーフォワードビジネスVISAカードは、マネーフォワードと三井住友カードが提携して発行しているビジネスカードです。
経理業務を自動化できる会計ソフトや請求書の管理ソフトといった5つのサービスがセットになった、マネーフォワードクラウドバリューパックが無料で3カ月間試せるなど、中小法人や個人事業主向けのサポートが充実しています。
目次
マネーフォワードビジネスVISAカードの特徴
マネーフォワードビジネスVISAカードは、クラシックカードとゴールドカードの2種類。どちらもカードブランドはVISAのみです。ほかのブランドは選択できません。
クラシックカードとゴールドカードの比較
クラシックカード | ゴールドカード | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
年会費(税込) | 1,375円 初年度無料 |
11,000円 初年度無料 |
ショッピング枠 | 10~150万円 | 50~300万円 |
キャッシング枠 | 0~50万円 | |
国内旅行傷害保険 | なし | 5,000万円 |
海外旅行傷害保険 | 2,000万円 | 5,000万円 |
ショッピング補償 | 最高100万円 海外利用のみ |
最高300万円 国内・海外利用 |
空港ラウンジサービス | なし | 国内32空港 |
追加カード発行枚数 | 無制限 | |
追加カード年会費 (税込) |
440円 初年度無料 |
2,200円 初年度無料 |
ETCカード発行枚数 | 1枚 | |
ETCカード年会費 (税込) |
無料 前年度利用なしの場合:550円 |
|
支払い方法 | 1回、2回、分割、リボ、ボーナス一括 |
基本的には、三井住友ビジネスカード for Ownersと同じスペックです。しかし、マネーフォワードビジネスVISAカードのカード会員だけが利用できる特典が用意されています。
このカードの会員になると、利用金額1,000円ごとに、ワールドプレゼントポイントが1ポイント貯まります。1ポイントで5円相当の交換ができるので、ポイントの実質還元率は0.5%です。
ETCカードの年会費は、初年度無料です。2年目以降は550円の年会費がかかります。ただし、1回でもETCを利用していれば、翌年度も無料で利用できます。
設立したばかりでもカードの申し込みが可能
申し込み条件は、クラシックカードもゴールドカードも同じです。満20歳以上の法人代表者か個人事業主であれば、事業を開始したばかりの方でも申し込みができます。
法人だけでなく、個人でも申し込みが可能です。また、登記簿謄本や決算書は不要なので、申し込みのハードルが低いカードといえます。
クラシックもゴールドも年会費は初年度無料
クラシックカードもゴールドカードも、初年度は無料で利用できます。次年度からは有料ですが、条件を満たせば、年会費が無料または半額になります。
マネーフォワードビジネスVISAカードの年会費(税込)
クラシックカード | ゴールドカード | |
---|---|---|
初年度 | 無料 | |
次年度以降 | 1,375円 | 11,000円 |
前年度に50万円 以上の利用 |
無料 | 5,500円 |
カードで50万円以上ショッピングすると、翌年度の年会費がお得になります。クラシックカードは無料、ゴールドカードは半額の5,500円。クラシックカードなら、条件を毎年クリアしていれば、無料で使い続けられるのです。
電子マネー「iD」の専用カードを作成できる
iDやQUICPayなどの電子マネーに対応しているビジネスカードは、ほとんどありません。しかし、マネーフォワードビジネスVISAカードは、クラシック、ゴールドともにiDの機能を利用できます。
iDは、使った分の金額が後日まとめて引き落とされるプリペイド(後払い)型の電子マネー。事前のチャージは不要です。カードをかざすだけで決済が完了します。コンビニや自動販売機などでの少額の経費決済が便利になります。
マネーフォワード ビジネスVISAカードのカード会員なら、ビジネスカードとは別にiDの機能だけが搭載された専用カードを発行できます。ビジネスカード自体にiDの機能を搭載する一体型ではありません。
電子ウォレット「Apple Pay」に登録が可能
ビジネスカードは、電子マネーだけでなくApple Payに対応しているものも少ないですが、こちらもマネーフォワードビジネスVISAカードなら登録できます。
Apple Payとは、iPhoneやApple Watchで使える電子ウォレットのひとつ。最大8枚までクレジットカードの登録が可能で、支払いの際に使い分けられます。
マネーフォワード ビジネスVISAカードのカードブランドは、名前の通りVISAのみ。ほかのブランドを選ぶことはできません。カードブランドがVISAのカードをApple Payに登録した場合、Webの決済に非対応であるなど、一部の機能が制限されてしまいます。
マネーフォワード ビジネスVISAカードの比較まとめ
マネーフォワード ビジネスVISAカードは、クラシックカードとゴールドカードの2種類があります。年会費やショッピング枠の金額に違いはあるものの、申し込み資格やカード会員特典など、同様の点も多いです。
クラシックカードとゴールドカードの比較
クラシックカード | ゴールドカード | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申し込み条件 | 満20歳以上の法人代表者か個人事業主 | |
年会費(税込) | 1,375円 初年度無料 |
11,000円 初年度無料 |
ショッピング枠 | 10~150万円 | 50~300万円 |
キャッシング枠 | 0~50万円 | |
国内旅行傷害保険 | なし | 5,000万円 |
海外旅行傷害保険 | 2,000万円 | 5,000万円 |
ショッピング補償 | 最高100万円 海外利用のみ |
最高300万円 国内・海外利用 |
空港ラウンジサービス | なし | 国内32空港 |
追加カード発行枚数 | 無制限 | |
追加カード年会費 (税込) |
440円 初年度無料 |
2,200円 初年度無料 |
ETCカード発行枚数 | 1枚 | |
ETCカード年会費 (税込) |
無料 前年度利用なしの場合:550円 |
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支払い方法 | 1回、2回、分割、リボ、ボーナス一括 | |
電子マネー | iDの専用カードを作成可能 | |
Apple Pay | iDとして登録可能 |
マネーフォワード ビジネスVISAカードは電子マネーおよびApple Payに対応する、数少ないビジネスカードです。