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個人事業 初年度から2年目の流れ – 税金納付時期など

2020/06/10

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個人事業 初年度〜2年目の流れ

個人事業主は、一年間の利益に応じた税金を、翌年に納付することになっています。初年度は、利益(もしくは損失)がわかるように帳簿をつけ、確定申告に備えます。2年目からは、確定申告をして、所得税や住民税、個人事業税を納めます。

主な税金の納付時期について

初年度の会計結果について、2年目以降に以下のタイミングで税金を納付します。

初年度~2年目 納税タイミング

開業から2年間は多くの場合、消費税の納付が免除されます。しかし、初年度の特定期間(上半期)だけで課税売上高が1,000万円を超えた場合など、売上等が多い事業者は2年目の分から消費税の納付が必要になります。

【初年度】開業日~12月31日 確定申告に向けて帳簿をつける

「帳簿」とは、ざっくり言うと収支の記録です。個人事業主は必ず帳簿を使って、仕入れや売上など、利益(損失)にかかわるお金や物の動きを記録しなければなりません。確定申告も、この帳簿をもとに行います。

確定申告のスケジュール

確定申告とは、一年間の利益に基づいて税額を確定し、税務署に申告をする手続きのことです。確定申告ができる期間は、通常2月16日~3月15日と決められています。
確定申告スケジュール(2019年・2020年)

個人事業の場合、1月1日~12月31日の一年間を「会計期間」とするルールとなっています。ただし開業した年だけは、開業日から12月31日までを会計期間とします。

初年度の会計期間の内容を確定申告できるのは、2年目の2月16日~3月15日ということになります。

【2年目】2月16日~3月15日 確定申告をして所得税を納付

初年度の利益に対する所得税は、2年目の3月15日までに一括納付します。年によっては曜日の都合で、日付が後ろにずれることがあります。たとえば、2019年分の所得税は2020年4月16日までに納付します。

所得税納付期限イメージ

所得税の納付方法は、主に以下のいずれかです。

  • 税務署や銀行などへ行き、納付書を使って現金で納付する
  • 「国税クレジットカードお支払サイト」で納付する(決済手数料がかかる)
  • 銀行口座から振替納税する(事前に口座登録が必要)
  • ネットバンキングで電子納税する

振替納税をした場合のみ、振替日は4月中旬ごろになるため、実際の納付を一ヶ月ほど先延ばしできることになります。「国税クレジットカードお支払サイト」の決済手数料は、納税金額1万円につき76円で、納税者が負担します。

【2年目】6月・8月・10月・翌年1月に住民税を納付

確定申告をすれば、その内容がお住まいの地方自治体に伝達されます。それを受けて、お住まいの自治体から、6月頃に住民税の通知書・納付書が届きます。

住民税は、6月・8月・10月・翌年1月の4回に分けて納付します。それぞれの月の末日が期限日になっています。分割で納付する必要はないという人は、6月に一括で住民税を納めることもできます。

納付窓口には、下記のようなものがあります。銀行口座からの振替納付をすることもできます。その場合は、上記した月の末日が振替日になります。(土日祝日と重なる場合は、翌平日。)

  • 銀行、信用金庫など
  • 郵便局(ゆうちょ銀行)
  • 市区町村の役所
  • コンビニ(納付額30万以下で、バーコードが付いている納付書に限る)

【2年目】7月・11月 通知が届いたら予定納税を納付

予定納税とは、簡単に言うと「所得税の一部を先払いすること」です。7月と11月の2回に分けて、前年分の所得税のおよそ3分の1ずつを納付します。

予定納税をしなければならないのは、次の確定申告で納付する所得税額が15万円を超えそうな事業者です。前回の所得税額を基準に、税務署が判定します。

予定納税が必要な場合は、6月中旬ごろ税務署から税額通知書が届きます。納付期限は、1回目が7月31日、2回目が11月30日です。納付方法は、通常の所得税と同様です。必要以上に納付してしまった場合は、確定申告で還付されます。

【例】2019年に開業した場合の予定納税 ‐ 2020年

2019年に開業した場合の予定納税イメージ

たとえば2019年に開業した場合、2019年分の所得税は、2020年3月に一括納付します。その金額が15万円以上なら、2020年分の所得税は予定納税の対象となる可能性が高く、通知が届いたら2020年7月と11月に予定納税をしなければなりません。

【2年目】8月・11月 初年度の利益が290万円超で個人事業税を納付

「個人事業税」は、一定以上利益のある個人事業に対してかかる税金です。初年度におよそ290万円超の利益があった個人事業主は、その利益に応じた個人事業税が課せられ、2年目に納付することになります。普通は2回分割払いで、8月と11月に納付します。
個人事業税イメージ

確定申告を済ませていると、8月に都道府県から納付書が届くので、銀行やコンビニなどで納付します。期日は、1回目が8月31日、2回目が11月30日です。期限日が土日祝日にあたる場合、翌平日が期限日となります。

事前に申請すれば、口座振替も可能です。ただ、納付期限日がそのまま振替日となるので、納付日を先延ばしにはできません。

【初年度~2年目】個人事業 納税スケジュール まとめ

初年度は、2年目の確定申告に向けて帳簿を作成します。会計期間は、開業日~12月31日です。確定申告は、初年度の帳簿に基づいて、2年目の2月16日~3月15日に行います。2年目も同様に帳簿を作成し、会計期間は1月1日~12月31日とします。

【2年目】個人事業 納税スケジュール

期日 納付する税金
3/15 所得税
6/30 住民税 1回目
7/31 予定納税 1回目
8/31 住民税 2回目
個人事業税 1回目
10/30 住民税 3回目
11/30 予定納税 2回目
個人事業税 2回目
翌年1/31 住民税 4回目

初年度の利益に応じた所得税を、2年目の3月15日までに納付します。

住民税は、6月に届く通知書・納付書にしたがって、6月・8月・10月・翌年1月の4回に分けて納付します。6月に一括納付することも可能です。

これら、所得税と住民税は、納付することになる個人事業主がほとんどです。下記の予定納税と個人事業税に関しては、納付が必要な個人事業主が少なくなります。

予定納税をする必要があるのは、次の確定申告のときに所得税額が15万円を超えそうな事業者のみです。確定申告をしていると、予定納税が必要な事業者には、2年目の6月に通知が届きます。

個人事業税は、初年度の利益が290万円を超えた場合に納付します。確定申告をしていると、個人事業税の納付が必要な事業者には、2年目の8月に通知が届きます。

 
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