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キャリア決済とは?docomo・au・SoftBankの比較

2020/01/27

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キャリア決済とは?

スマホやパソコンでショッピングをした際、クレジットカードを持っていなくても代金を支払う方法があります。「キャリア決済」なら、月々支払っている携帯電話の通信料金に上乗せして、代金を支払うことができます。

キャリア決済とは?

キャリア決済とは、スマホやパソコンで購入した代金を、月々の携帯電話の通信料金とまとめて支払うことができるサービスです。

各キャリアと携帯電話の契約をしている人は、そのキャリアが提供しているキャリア決済を利用できます。クレジットカードとは違い、申し込みや手続きは不要です。

キャリアとは携帯電話会社のことで、「docomo」「au」「SoftBank」の3社が3大キャリアと呼ばれています。提供しているキャリア決済の名称は、以下のとおりです。

各キャリアが提供するキャリア決済

docomo au SoftBank
  • ドコモ払い
  • d払い
auかんたん決済 ソフトバンクまとめて支払い

基本的に、Google PlayやApp Storeなどでのアプリの購入、ネットショッピングサイトや動画配信サービスの支払いなどに利用できます。docomoが提供する「d払い」のみ、店頭でも支払いが可能です。

ネットで利用可能 ネット・店頭で利用可能
  • ドコモ払い
  • auかんたん決済
  • ソフトバンクまとめて支払い
  • d払い

ちなみに、格安SIMでもキャリア決済のサービスを提供しているところがあります。
(詳しくは後述)

キャリア決済の支払い方法

ネット上でキャリア決済を利用する際、以下の3ステップで決済が完了します。

  1. 代金の支払い方法のなかから、該当するキャリア決済を選択
  2. 暗証番号を入力
  3. 決済完了

クレジットカードで決済する際は、カード情報の入力などに手間がかかりますが、キャリア決済は暗証番号を入力するだけなので、簡単に、そして安全に決済することができます。

docomoのd払いを店頭で利用する場合は、スマホのアプリでQRコードやバーコードを表示させてお店の人に読み取ってもらう「QRコード決済」の方法で代金を支払います。楽天ペイやLINE Payと同じ方法です。

キャリア決済のメリット・デメリット

クレジットカード決済とキャリア決済を比較した場合のメリットとデメリットは、下記のとおりです。

キャリア決済のメリット

クレジットカードを保有できない18歳未満でも、キャリアと契約していればキャリア決済が利用できます。つまり、クレジットカードがなくてもネット上でショッピングができるようになるのです。

なお、未成年は大きな金額の利用ができないよう、利用限度額が成人よりも低めになっています。キャリア、年齢にもよりますが、およそ1,500~2万円に設定されます。また、キャリアに定められている利用限度額の範囲内であれば、自身で利用限度額を設定することができるので、使いすぎの対策も講じられます。

キャリア決済のデメリット

キャリア決済はすべてのウェブサイトで使えるわけではありません。対応しているウェブサイトでしか利用できないのです。d払いの場合も、対応しているウェブサイトと一部店舗での利用になります。

キャリア決済の利用限度額は5~10万円と、クレジットカードよりもかなり低めです。代金の大きな支払いには向いていません。

また、キャリア決済は各キャリアが提供しているサービスなので、該当するキャリアと契約していないと、利用ができません。

メリット デメリット
  • クレジットカードを保有できない年齢(18歳未満)でも利用可能
  • 利用限度額を自分で調整できる
  • 対象のウェブサイトでしか使えない
  • 利用限度額が低い
  • キャリアと契約していないと利用できない

docomoのキャリア決済 – ドコモ払い、d払い

docomoは「ドコモ払い」と「d払い」2つのキャリア決済サービスを提供しています。

ドコモ払い d払い
利用条件 docomoユーザー dアカウント保有者(誰でも可)
支払い方法
  • 通信料金合算
  • ドコモ口座払い
  • 通信料金合算
  • ドコモ口座払い
  • クレジットカード
  • dポイント
最大利用限度額 50,000円/月 50,000円/月
利用可能サイト
  • Yahoo!ショッピング
  • Hulu
  • Starbucks Online Store
  • ドミノ・ピザ
  • Amazon.co.jp
  • TOWER RECORDS ONLINE
  • JINS
利用可能店舗 なし
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • くすりの福太郎
  • JINS

利用条件

ドコモ払いはdocomoユーザーしか利用できないのに対して、d払いはdアカウントの保有者なら誰でも利用可能です。dアカウントは、docomoユーザー以外でも簡単に登録できるので、docomoと契約していなくても、d払いを利用できます。

支払い方法

ドコモ払いは、通信料金を合算するか、ドコモ口座から支払うか選べます。d払いの場合、そこにクレジットカードの選択肢が加わります。また、決済のたびに貯まるdポイントから支払うこともできるのです。

ドコモ口座は、docomoユーザー限定のサービスです。docomoユーザー以外がd払いを利用する場合、支払い方法は必然的にクレジットカードもしくはdポイント払いを選択することになります。

利用限度額

通信料金の合算をする場合、利用限度額はドコモ払いもd払いも最大5万円です。利用状況によっては、申請すると10万円まで引き上げてくれることもあります。

ドコモ口座払いを選んだ場合、最大50万円まで充当可能です。d払いの支払い方法にクレジットカードを選択した場合は、登録したカードの利用限度額の分だけ利用することができます。

利用可能サイト

ドコモ払いは対象のウェブサイトの支払いでのみ利用できますが、d払いはウェブサイトだけでなく一部の実店舗でも利用できます。店頭で支払う際は、暗証番号を入力するのではなく、アプリでQRコードもしくはバーコードを表示し、読み取ってもらう形で決済します。

また、ドコモ払いとd払いでは利用可能なウェブサイトも変わってきます。たとえば、ドコモ払いではAmazon.co.jpでのショッピングの支払いはできませんが、d払いは対応しています。

auのキャリア決済 – auかんたん決済

auのキャリア決済は「auかんたん決済」という名称です。

auかんたん決済の概要

利用条件
  • auユーザー
  • auひかり、auひかり ちゅらの契約者
支払い方法
  • 通信料金合算
  • au WALLET プリペイドカード
  • au WALLET クレジットカード
最大利用限度額 100,000円/月
利用可能サイト
  • Amazon.co.jp
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • Hulu
  • Starbucks Online Store
  • ドミノ・ピザ
  • JINS

利用条件

auと携帯電話の契約をしている人以外にも、光回線の「auひかり」か「auひかり ちゅら」の契約をしていれば、auかんたん決済のサービスを利用できます。

支払い方法

支払いは、通信料金と合算する方法以外に、au WALLETで支払う方法があります。

au WALLETとは、auが発行しているカードで、事前に電子マネーをチャージして使うプリペイドカードと、後払いのクレジットカードがあります。国際ブランドは、どちらもMasterCardです。

なお、au WALLET プリペイドカードおよびau WALLET クレジットカードで支払う場合は、通信料金との合算はできません。

利用限度額

通信料金と合わせて、最大10万円まで利用することができます。ただし、auひかり、auひかり ちゅらのみ契約している人の場合は、1万円が上限となります。

利用可能サイト

auかんたん決済に対応しているサイトで支払いが可能です。Amazon.co.jpや楽天市場など、大型ネットショッピングサイトで使えるのが嬉しいところ。Amazon.co.jpはd払いにも対応していますが、楽天市場に対応しているのはauかんたん決済だけです。

SoftBankのキャリア決済 – ソフトバンクまとめて支払い

SoftBankのキャリア決済は「ソフトバンクまとめて支払い」といいます。親会社が同じY!mobileに、「ワイモバイルまとめて支払い」という名称のキャリア決済がありますが、サービス内容は「ソフトバンクまとめて支払い」と同等のものです。

ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払いの概要

利用条件 SoftBankユーザー Y!mobileユーザー
支払い方法 通信料金合算
最大利用限度額 100,000円/月
利用可能サイト Amazon.co.jp
Yahoo!ショッピング
Hulu
Starbucks Online Store
ドミノ・ピザ
JINS

利用条件

SoftBankユーザーはソフトバンクまとめて支払いを、Y!mobileユーザーはワイモバイルまとめて支払いを利用できます。名称が違うだけで、サービスの内容は同じです。

支払い方法

どちらも通信料金と合算する方法のみです。

利用限度額

通信料金と合わせて、最大10万円と定められています。

利用可能サイト

それぞれ対応しているサイトで利用できますが、ほかのキャリア決済と比較すると、対応ウェブサイト数は若干少なめです。

たとえば、d払いやauかんたん決済はAmazon.co.jpで利用できるのに対して、ソフトバンクまとめて支払いおよびワイモバイルまとめて支払いは、まだ対応していません。

格安SIMのキャリア決済 – mineoキャリア決済など

以前は3大キャリアしかキャリア決済を提供していませんでしたが、2018年6月より格安SIMのmineo(マイネオ)がキャリア決済の提供を開始しました!その名も「mineoキャリア決済」です。

「mineoキャリア決済」はすべてのmineoユーザーが利用できるのではなく、音声通話SIMを申し込んでいるユーザー限定になります。

利用できるのはGoogle Playストアのみ。しかし、ユーザーの利用状況に応じて上限金額を変動するシステムが採用されています。

mineoキャリア決済の概要

条件 19歳まで 20歳以上
契約期間 なし 6カ月未満 6カ月以上、12カ月未満 12カ月以上
支払い方法 通信料金合算
最大利用限度額 20,000円/月 50,000円/月 100,000円/月
利用可能サイト Google Playストア

そのほかの格安SIMでは、UQ mobileがキャリア決済サービスを提供しています。UQ mobileユーザーは、親会社が同じauのキャリア決済「auかんたん決済」の一部機能が利用可能です。しかし、利用限度額は最大5万円で、auユーザーとは条件が異なります。他には楽天モバイルとワイモバイルがキャリア決済サービスを利用できます。

各種キャリア決済についてのまとめ

キャリア決済とは、スマホやパソコンを使って購入した代金を、契約している携帯電話の通信料金とまとめて支払うことができるサービスのことでした。

3大キャリアが提供しているサービスの概要は、以下の表のとおりです。

キャリア docomo au SoftBank
キャリア決済
名称
ドコモ払い d払い auかんたん決済 ソフトバンク
まとめて支払い
利用条件
  • docomo
    ユーザー
  • dアカウント保有者(誰でも可)
  • auユーザー
  • auひかり
    auひかり ちゅらの契約者
  • SoftBank
    ユーザー
支払い方法
  • 通信料金合算
  • ドコモ口座
    払い
  • 通信料金合算
  • ドコモ口座払い
  • クレジットカード
  • dポイント
  • 通信料金合算
  • au WALLET
    プリペイド
    カード
  • au WALLET
    クレジット
    カード
  • 通信料金合算
最大利用限度額 50,000円/月 50,000円/月 100,000円/月 100,000円/月
利用可能サイト
  • Yahoo!ショッピング
  • Hulu
  • Starbucks Online Store
  • ドミノ・ピザ
  • Amazon.co.jp
  • TOWER RECORDS ONLINE
  • JINS
  • Amazon.co.jp
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • Hulu
  • Starbucks Online Store
  • ドミノ・ピザ
  • JINS
  • Amazon.co.jp
  • Yahoo!ショッピング
  • Hulu
  • Starbucks Online Store
  • ドミノ・ピザ
  • JINS

利用可能店舗 なし
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • くすりの福太郎
  • JINS
なし なし

基本的に、契約している携帯電話会社のキャリア決済サービスを利用することができます。

ほとんどの場合、支払いは通信料金と合算する形です。ただし、docomoとauでは通信料金と合算する以外にも支払い方法が選べます。

通信料金と合わせて決済できる最大利用上限額は、docomoは5万円、auとSoftBankは10万円です。利用限度額の範囲内であれば、金額を自分で設定することもできますので、使いすぎを防止できます。

すべてのキャリア決済を比較しても、利用可能なサイトに大きな違いはありません。docomoの場合、ドコモ払いとd払いでは対応しているウェブサイトが異なります。

また、d払いは唯一店頭での決済に対応しています。店頭では、QRコードもしくはバーコードをスマホに表示させて読み取ってもらう形で決済をします。

 
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