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JCBプラチナ法人カード – プラチナランクの法人カード

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2021/12/09

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JCBプラチナ法人カード

JCBプラチナ法人カード(以下、JCBプラチナ)は、国際ブランドJCBのプロパーカードです。法人または個人事業主が申し込める、プラチナランクのカードです。

JCB法人カード

JCB法人プラチナの基本情報

JCBプラチナ法人カード

年会費(税込) 実質還元率 国際ブランド
33,000円 0.49% JCB

日本が誇るJCBブランドのプラチナカードですが、インビテーション(カード発行会社からの招待状)がなくても申し込めるカードです。旅行保険や海外空港ラウンジサービスなど、プレミアムな特典を利用することができます。

JCBプラチナ法人カードの特徴

  • JCBのプロパーカードであり信頼性が高いステータスカード
  • 補償額1億円の国内・海外旅行傷害保険、最高500万円のショッピング保険
  • プライオリティ・パス、コンシェルジュサービスなどのプラチナ特典が付帯

JCB最高峰のビジネスカード

JCBプラチナは、JCB法人カードでは最高ランクのカードです。招待制ではないため、希望すれば公式サイトなどから申し込むことが可能です。

プラチナカード限定のラグジュアリーなサービスが付帯します。コンシェルジュサービス、海外空港ラウンジサービス(プライオリティ・パス )、コース料理1名分が無料になるグルメ・ベネフィットなど、上質なサービスを堪能できます。ゴールドカードに比べると、付帯特典は格段にレベルアップします。

JCBのプロパーカードということもあり、ステータス性も抜群です。年会費は33,000円と安くはありませんが、プラチナ特典を活用できれば十分元が取れるカードです。

プラチナコンシェルジュは頼もしい私設秘書

プラチナカードであればぜひ利用したい「専属の秘書」。JCBプラチナには「プラチナコンシェルジュサービス」が付帯しています。

国内や海外のホテル予約や航空機のチケット予約などは、コンシェルジュに電話をするだけで万事手配してくれます。コンシェルジュに依頼できることは、接待の店や手土産の手配、ゴルフ場やイベントチケットの予約などさまざまです。

お店の選定やホテルの予約状況確認などは、意外に時間と手間を必要とする業務です。コンシェルジュに任せることができると、自分の時間を大いに節約できます。

後述する「グルメ・ベネフィット」のように、コンシェルジュを通していないと適用されない特典もあります。24時間365日、海外からの電話でも相談に乗ってくれる頼もしい存在です。

海外空港ラウンジサービス、「プライオリティ・パス」が無料付帯

プライオリティ・パスは、海外空港のVIP用ラウンジを利用できる会員制サービスです。世界中で1,300カ所以上のラウンジを利用できるため、海外を行き来する人にとっては魅力的なサービスです。

VIP専用ラウンジに入室できる対象者は少ないので、ストレスなく搭乗までの時間を過ごせます。温かい軽食やアルコール類、シャワーなどが用意されているラウンジもあります。

プライオリティ・パスは搭乗する航空会社の指定がなく、座席のクラスも問いません。格安航空券でも利用できるサービスです。JCBプラチナではプライオリティ・パスの「プレステージ会員」が付帯特典となっており、通常約45,000円の年会費が無料になります。海外へ行く人にとっては、とてもお得な特典です。

プライオリティ・パスを利用するには、事前の申し込みが必要です。JCBプラチナを入手した後にあらためて申し込みをしましょう。プライオリティ・パスの発行までは、約10日前後かかります。

プライオリティ・パスは海外空港ラウンジのサービスですが、国内空港ラウンジもゴールドカード同様に利用できます。利用できる国内空港は主要33空港・45カ所。無料で利用が可能です。

旅行保険は国内・海外とも最高1億円の補償

JCBプラチナは旅行傷害保険も充実しています。最高1億円の補償額はビジネスカードでも最高レベルの補償です。

国内旅行傷害保険 海外旅行傷害保険 航空機遅延保険 ショッピング保険 カーアクシデントケア
最高1億円
(自動付帯)
最高1億円
(自動付帯)
2万円~4万円
(国内・海外)
最高500万円
(国内・海外)
5万円

国内・海外旅行保険は自動付帯なので、カードを所持しているだけで保険が適用されます。ともに家族特約が付帯し、家族の安全も守ります。

航空機遅延保険とは、航空機の欠航などによる損害を補償するものです。たとえば航空機が遅れて乗り継ぎ便に乗れなかった場合、宿泊費や食事代として最高2万円が、手荷物が紛失した場合は最高4万円の保険金が支払われます。海外旅行の備えとして役に立つ保険です。

プラチナ限定の保険として、「カーアクシデントケア」サービスも付加されます。これは、事業で使用する自動車でのアクシデントに対する補償です。JCBプラチナ独自のサービスです。

  • 交通事故による入院
  • 車内、トランク内の携行品の損害、車上荒らしによる損害
  • ETC車載器の盗難
  • ETCゲート通過時の事故
  • 高速道路を走行中の車両故障

いずれの場合も最高5万円の見舞金が支払われます。追加カード使用者も対象となっているため、従業員の事故にも対応できます。1年間に1回の適用です。

厳選レストランでのコース料金が1名分無料に

JCBのハイクラスカード専用のレストラン優待「グルメ・ベネフィット」を利用できます。これは、国内の一流レストランの所定のコースを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料となるものです。

対象となる提携レストラン、料亭は全国約120店。和食、フレンチ、中華、焼肉や寿司などジャンルはさまざまです。各店舗は基本的に半年間に1回のみの利用となっていますが、合計での利用回数には制限がありません。毎回違う店舗を利用するようにしていれば、常に無料サービスを受けることも可能です。コンスタントに利用できると、かなりの経費節約になるでしょう。

利用には、コンシェルジュサービスやプラチナメンバーデスクを利用して、3日前までに予約することが必要です。各店舗に直接予約をした場合は特典が使えないので注意しましょう。

30%オフで食事が楽しめる優待特典も

グルメ・ベネフィットとは別に、「ダイニング30(サーティー)」というレストラン優待もあります。提携店舗の予約時にダイニング30を利用することを伝えておくと、店舗により食事代金が30%オフになるという特典です。

グルメ・ベネフィットはコース料理1人分が無料になるのに対し、ダイニング30は「指定のコース料金を30%オフ」、あるいは「合計支払額から30%オフ」となっています。人数が多い場合は、ダイニング30の方がお得になることが多そうです。

海外での利用でポイント2倍・提携店ではボーナスポイントも

JCBプラチナには、「Oki Doki ポイント」というポイントプログラムがあります。利用額に応じてポイントが付与され、貯めたポイントは商品と交換できます。

ポイント還元率は0.49%でビジネスカードとしては標準レベルですが、海外ショップでの利用では2倍のポイントがもらえます。ポイントアップには以下のような条件があります。

  • 会員専用WEBサービス「MyJCB」に登録する
  • JCB海外加盟店でカード決済をする

なお、これは海外旅行に行く人だけの特典ではありません。海外のショップの通販でも適用されます。

また、この他にもポイント優待店でのボーナスポイントがあります。Amazon、昭和シェル石油、JCBトラベルなど多彩なジャンルの提携店舗でボーナスポイントが得られます。

海外ショップであり、ポイント優待店でもあるAmazonで買い物をしてみた場合はどうでしょう。ネットで利用代金を確認できる「MyJCB」を登録していた場合、ポイント獲得は3倍になります。大きなポイント還元を期待できます。

JCBプラチナ法人カードの審査と発行日数

JCBプラチナは、インビテーションのいらないプラチナカードです。申し込みは公式サイトなどからいつでも可能です。申し込みに必要な書類は以下の通りです。

  • 法人の場合 登記簿謄本、法人代表者の本人確認書類
  • 個人事業主の場合 本人確認書類

登記簿謄本は6カ月以内に発行されたものが必要です。決算書類は必須ではありませんが、審査の状況によって追加で提出する場合もあります。

審査基準は公開されていませんが、厳格な審査を行っていると考えられます。インビテーションが必要なカードよりは申し込みやすいものの、JCBの利用実績がない状態での入会は簡単ではないでしょう。

発行日数は、申し込みから約2~3週間程度となっています。ビジネスカードとしては標準的な発行日数です。JCBの下位カードの利用実績がない場合は、審査に時間がかかる可能性があります。

JCBプラチナ法人カードを利用するメリットとデメリット

JCB法人プラチナは信頼度の高いJCBのオリジナルカードです。高いステータス性と優れた付帯サービスが人気ですが、プラチナカードだけあって年会費は高額です。また、審査基準も高いことが予想されます。

メリット デメリット
  • JCBの信頼性が厚いステータスカード
  • 最高1億円の国内・海外旅行傷害保険
  • プライオリティ・パス、プラチナコンシェルジュサービスなどが付帯
  • 年会費が33,000円と高額
  • 審査が厳しい
  • VISAやMastercardと比較して加盟店が少ない

デメリットとして、国際ブランドJCBが海外ではやや弱いという点が挙げられます。日本国内での使い勝手は抜群ですが、海外のエリアによっては加盟店数がやや少なくなります。アジア地域やハワイなど、日本人がよく訪れる地域であればあまり心配はいらないでしょう。

アジア、ハワイ以外の地域では、多少利便性が落ちる場合があります。海外出張が多いのであれば、世界での加盟店数の多いVISAまたはMastercardのカードを一枚用意しておくことをおすすめします。

JCBプラチナ法人カードのその他の情報

  • 追加カードは発行枚数制限なし、1枚につき年会費6,600円(税込)
  • ETCカードの発行枚数制限なし、年会費無料
  • 支払い方法は一回払い、二回払い
  • 電子マネーQUICPay(クイックペイ)対応
  • 会員用Webサービス、Web利用明細書サービス利用可能
  • 福利厚生サービス「福利厚生倶楽部」入会金無料、月会費優待あり
  • JCBタクシーチケット、JCBギフトカード購入可能
  • JCBトラベル、じゃらんコーポレートサービス利用可
  • 京都駅ビル内のJCBラウンジを利用可能
  • ゴルフエントリーサービス 全国1,200のゴルフ場予約が可能

33,000円の年会費は高額ですが、ビジネスプラチナカードでは比較的安価な方です。他のプラチナカードをチェックすると、最も安いカードでは22,000円(セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード)、高額なカードでは143,000円(アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード)となっています。

JCB法人プラチナは高スペックのカードであり、ポイントアップのしくみもあります。プライオリティパスやグルメ・ベネフィットを利用できれば、33,000円の年会費分をペイするのはそれほど難しくはないでしょう。

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