中小企業・個人事業主のためのビジネスカード情報

創業間もない個人事業主でも作れるビジネスカード

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2021/03/31

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創業間もない個人事業主でも作れるビジネスカード

ビジネスカードの申し込みは開業直後でも可能です。ただし、どれでも良いわけではありません。「申し込み本人の信用」だけで発行可能なビジネスカードを選ぶことをおすすめします。開業まもない個人事業主でも入会できるビジネスカード 、審査通過の秘訣などをまとめました。

創業間もない個人事業主でも作れるビジネスカード

以下のビジネスカードは、事業をスタートさせたばかりでも入会できる可能性が高いカードです。「開業まもなくでも発行可能」という心強いキャッチコピーを掲げているカードもあります。

  • 三井住友ビジネスカード for Owners
  • オリコ Ex Gold for Biz S
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

いずれも、申し込みの際に用意するものは「本人確認資料」だけです。運転免許証やパスポートなどがあれば、申し込みをすることができます。

「開業後3年たたないとビジネスカードに入会できない」は本当?

かつては「ビジネスカードの入会には3年の業歴が必要」「2期連続黒字決算」という目安が伝えられていました。けれども今は、事業ではなく「申し込み本人について」を審査で重視するビジネスカードが数多く登場しています。

必要書類が「本人確認書類だけ」というビジネスカードを選ぶ

本人確認資料のみ用意すれば良いビジネスカードは、「申し込みをした人さえ確かならカードを発行しても大丈夫」というカード会社の判断があります。事業実績より個人の信用情報を重視し、確定申告書などを提出する必要はありません。

個人事業主の場合、申し込み本人がこれまでクレジットカードをきちんと利用してきたのであれば、信頼してカードを作ってくれる場合が多いのです。

個人事業主の場合、必要書類が本人確認資料のみのビジネスカード

これらのビジネスカードが、事業についてまったく審査をしないわけではありません。申し込みフォームには、事業の基本的な情報を入力するようになっています。たとえば、「いつ事業を開始したか」「業種は何か」という情報です。事業についてはその内容だけで確認を行います。必要と思われる場合は、電話がかかってきて確認が行われる場合もあります。

申し込み本人の信用情報が重要

本人確認資料で審査されるものは、申し込み本人です。個人の審査では何を見られるのでしょうか。

これは、「それまでのクレジットカードの使い方」(クレジットヒストリー)に他なりません。個人用クレジットカードをトラブルなく使ってきた場合は、信用度が高くなります。こうした場合は、ビジネスカードの審査にもプラスに働きます。返済にトラブルなどがあった場合は信用度が下がり、ビジネスカードの審査にマイナスに働きます。

ビジネスカード審査に不利になるクレジットカードの使い方

  • クレジットカードの返済を3カ月以上続けて延滞したことがある
  • 分割購入した携帯電話の電話料金を、3カ月以上続けて延滞したことがある
  • 1年以内に、融資申し込みを複数行なっている
  • クレジットカードを作ったことがない

30歳以降でクレジットカードを作ったことがないという場合も、マイナスポイントです。これは、「カードが作れない人物かもしれない」「カードをどんな風に使うかの情報がない」ということになり、信用度が下がってしまいます。

信用情報を改善することは可能

過去に返済トラブルがあったという場合も、これから改善させていくことができます。ちょっと気の長い話ですが、作りやすいクレジットカードを入手して、こつこつと使い続けていきましょう。コツは、「毎月少額でもコンスタントに使う」「延滞などをしない」ことです。

おおよそ2年くらい使うと、信用情報はきれいになります。ビジネスカード審査、銀行融資審査も安心して受けられます。

審査を通過するポイント

キャッシングを希望しない方が審査に通りやすい

個人事業主が利用できるビジネスカードには、キャッシング機能が付いているものがあります。この場合、キャッシングを希望しない方が審査通過の可能性が高くなります。キャッシングを希望すると「ちゃんと返済できるか」という審査がプラスされるからです。

ショッピング利用上限額の希望を控えめにする

ショッピング利用の希望額は、あまり大きな金額にしない方が良いでしょう。キャッシング同様、返済が可能かどうかを確認する審査が加わります。利用枠の希望が100万円以上の場合は確定申告書類が必要、というビジネスカードもあります。(ライフカードビジネス)

利用枠はカードを利用していくうちに広げていくことができるので、最初から高額を希望せずに、徐々に広げていくことを考えましょう。発行されたビジネスカードをコンスタントに利用し、しっかり毎月返済ができていれば、カード会社の方から利用上限額アップの案内をしてくれることがあります。

事業用の固定電話を引く

事業用の固定電話があると安定性・信頼性が増します。事業の実態が確認できるため、銀行融資の審査にも有利です。ただ、個人事業主の場合は自宅兼オフィスであることが多く、携帯電話で十分という場合も少なくありません。固定電話の必要度を考えて選択すると良いでしょう。IP電話を用意するという手段もあります。

それでは、冒頭で紹介した「創業間もない個人事業主でも作れるビジネスカード」を個別に見ていきます。

三井住友ビジネスカード for Owners

三井住友ビジネスカード for Owners クラシック
三井住友 for Owners は、中小企業の代表者・個人事業主向けのビジネスカードです。「設立3年未満でも申し込める」と公式サイトにある通り、開業すぐの個人事業主にも門戸を開いています。

三井住友 for Ownersの基本情報

年会費(税込) 実質還元率 国際ブランド
1,375円
初年度無料
0.5% VisaMastercard
ショッピング枠 キャッシング枠 締日と支払日
10万円~150万円 0~最大50万円 15日締め・翌月10日払い
もしくは月末締め・
翌月26日払い

三井住友 for Owners の審査に必要な書類は本人確認資料だけです。ただし、キャッシング機能を利用する場合は、所得証明書が必要となる場合があります。

年会費も手頃で、初年度無料・翌年は1,375円となっています。コストの心配をせずに利用できます。ショッピング枠は上限150万円、海外旅行傷害保険は補償額最高2,000万円となっており、スタンダードなスペックです。

銀行系のプロパーカードのため、信頼性と安心感があるカードです。クラシックカード(一般カード)を入手して利用実績を積み、ゴールドカード、プラチナカードへとアップグレードすることができます。

三井住友ビジネスカード for Owners

オリコ EX Gold for Biz S

オリコ EX Gold for Biz

オリコのビジネスカード、EX Gold(エグゼクティブ ゴールド)は、個人事業主用と法人代表者用の2種類があります。個人事業主向けのものは、 for Biz 「S 」です。

オリコ EX Gold S の基本情報

年会費(税込) 実質還元率 国際ブランド
2,200円
初年度無料
0.6%~1.1% VisaMastercard
ショッピング枠 キャッシング枠 締日と支払日
10万~300万円 10万~100万円 末日締め、翌月27日払い

必要書類は本人確認資料のみ。ゴールドカードですが、審査もゆるやかという評判があります。キャッシング機能が利用できますが、キャッシングを希望する場合には所得証明書の提出を求められる場合があります。

年会費は2,200円と、ゴールドカードとしては安価です。ポイント還元率が高いのが大きなメリットで、還元率0.6%~1.1%と利用すればするほどバックが期待できます。(ビジネスゴールドカードの年会費の標準は10,000円程度、実質還元率の標準はおよそ0.5%です)

ゴールドカードならではの付帯サービスとして、最高300万円と広いショッピング利用枠、国内・海外旅行傷害保険などがそろっています。

オリコ EX Gold for Biz

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス アメリカン・エキスプレス・カード
ステータス性の高いプラチナカードから、セゾンプラチナを紹介します。本人確認資料だけで申し込みが可能で、開業直後でも審査通過の実績があるカードです。

セゾンプラチナの基本情報

年会費(税込) 実質還元率 国際ブランド
22,000円 0.5% American Express
ショッピング枠 キャッシング枠 締日と支払日
審査により個別に決定 最高50万円 10日締め、翌月4日払い

プラチナカードであり、アメックスブランドのカードです。事業をスタートしたばかりの個人事業主には敷居が高いカードかもしれませんが、審査通過率が高
いと好評です。検討する価値があるカードです。

年会費は22,000円です。今回紹介する中では格段に高額ですが、プラチナカードの中では最低水準の金額です。年会費の優遇制度も用意されており、ショッピング利用額が年間200万円以上の場合、翌年の年会費が11,000円に割引されます。条件次第でリーズナブルにプラチナカードを運用できます。

プラチナカードならではの付帯サービスには、ラグジュアリーな海外空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」、補償額最高1億円の海外旅行保険などの特典が人気です。付帯サービス、スペックの優れたビジネスカードです。

家族カードが発行できるビジネスカード
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