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個人事業主向け会計ソフトまとめ【2021年版】ソフトの比較一覧表

2021/06/29

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会計ソフト一覧表 - 機能・金額の比較

個人事業主向けの会計ソフトを一覧表にまとめました。ソフトは大きくクラウド型とインストール型の2つに分けられます。この記事では、クラウド型を中心に取り上げました。

個人事業主向けの会計ソフト比較一覧表

形式 料金(税込) 申告の対応 対応OS
やよいの白色申告
オンライン
やよいの白色申告 オンライン クラウド 無料/年~ 白色のみ Windows
Mac
など
やよいの青色申告
オンライン
やよいの青色申告 オンライン クラウド 8.800円/年~ 青色のみ Windows
Mac
など
マネーフォワード
クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド確定申告 クラウド 10,560円/年~ 白色
青色
Windows
Mac
など
会計freee
会計 freee
クラウド 12,936円/年~ 白色
青色
Windows
Mac
など
やよいの青色申告 やよいの青色申告 インストール 13,200円〜 白色
青色
Windowsのみ
みんなの青色申告 みんなの青色申告 インストール 10,780円 白色
青色
Windowsのみ
ツカエル青色申告
+確定申告
ツカエル青色申告 +確定申告 インストール 5,500円~ 青色のみ Windowsのみ
やるぞ!青色申告 やるぞ!青色申告 インストール 9,680円~ 白色
青色
Windows
Mac
Macの青色申告 Macの青色申告 インストール 8,250円 青色のみ Macのみ

ソフトの形式 – クラウド型とインストール型

クラウド型とインストール型の違い

近年、利用者数を伸ばしているのが「クラウド型」の会計ソフトです。データの入力や管理をインターネット経由で行うため、パソコン以外にスマホ・タブレットからも操作できる手軽さが特徴です。

これに対し、パソコンにインストールして使う会計ソフトは「インストール型」と呼ばれます。従来からのソフトはこの形式であり、ユーザーがある程度簿記の知識を持っていることを前提にデザインされていることが多いです。

【クラウド型】やよいの白色申告 オンライン

やよいの白色申告 オンライン取引入力画面

弥生のクラウド型ソフトは、対応する申告によって「やよいの白色申告 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」の2種類に分かれています(以下、それぞれ「白色申告オンライン」「青色申告オンライン」)。

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
クラウド ・無料/年
・8,800円/年
・15,400円/年
×
(フリープラン
あり)
Windows
Mac
など
パソコン
スマートフォン
タブレット
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色のみ
(Windowsのみ)
  • 「フリープラン」ならずっと無料で使える
  • 自社のサポートセンターによる手厚いサポートが特徴的
  • 最上位の「トータルプラン」では、ソフト操作以外の実務的な相談にも乗ってくれる

「白色申告オンライン」ユーザーなら、契約期間の途中からソフトを「青色申告オンライン」に切り替えることも可能です。この場合、入力済みの取引データをそのまま引き継げるほか、通常より安い料金で「青色申告オンライン」の利用を始められます。

プラン比較 – やよいの白色申告 オンライン

フリープラン ベーシックプラン トータルプラン
年額(税込) 無料 8,800円
初年度半額
15,400円
初年度半額
基本機能
(取引入力など)
確定申告
サポート ×

「フリープラン」ではスタッフによるサポートは受けられないものの、会計ソフトとしての基本的な機能はすべて利用できます。

「ベーシックプラン」と「トータルプラン」の2つは、初年度のみ半額で利用できます。どちらも使える機能は同じですが、サポート対応で業務に関する相談までできるのは「トータルプラン」だけです。
やよいの白色申告 オンライン

【クラウド型】やよいの青色申告 オンライン

やよいの青色申告 オンライン取引入力画面

他社の青色申告可能なソフトと同等の機能を揃えていながら、料金設定がお手頃なのが「青色申告オンライン」の特徴です。サポートも充実しているので、初めて会計ソフトを使う人にも嬉しい製品です。

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
クラウド ・8,800円/年
・13,200円/年
・22,000円/年

(最大2ヶ月)
Windows
Mac
など
パソコン
スマートフォン
タブレット
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色
青色

(Windowsのみ)
  • セルフプラン(8,800円/年)のみ初年度無料(それ以外の2プランは初年度半額)
  • 自社のサポートセンターによる手厚いサポートが特徴的
  • 最上位の「トータルプラン」ではソフト操作以外の実務的な相談にも乗ってくれる

「青色申告オンライン」は、「白色申告オンライン」に青色申告関係の機能が加わったような作りになっています。「白色申告オンライン」とほぼ同じインターフェイスなので、途中から切り替えても操作に戸惑うことなく、スムーズに移行できるでしょう。

プラン比較 – やよいの青色申告 オンライン

セルフプラン ベーシックプラン トータルプラン
年額(税込) 8,800円
初年度無料
15,400円
初年度半額
22,000円
初年度半額
基本機能
(取引入力など)
確定申告
サポート ×

「白色申告オンライン」と同様のプラン設計になっています。なお、これら3種類とは別に2ヶ月無料の「無料体験版」がありますが、確定申告の機能は使えません。
やよいの青色申告 オンライン

【クラウド型】マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド取引入力画面

「マネーフォワード クラウド確定申告」(以下「クラウド確定申告」)は操作性を重視しており、各画面の注釈は、ほとんどがソフトの機能に関するものばかりです。ある程度の会計知識を持っている人向けの会計ソフトと言えます。

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
クラウド ・10,560円/年
・12,936円/年
・39,336円/年

(最大1ヶ月)
Windows
Mac
など
パソコン
スマートフォン
タブレット
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色
青色

(スマホアプリ
でも可)
  • 取引入力方法の選択肢が多い
  • 会計用語(勘定科目など)の説明がほぼ省略されている
  • 確定申告のToDoリストがわかりやすく、進捗を反映してくれる

契約すると、もれなく “経費の精算” や “請求書の作成” などのサービスがセットでついてきます。「クラウド確定申告」の機能だけを単体で契約することはできません。

ですが、他サービスと連携させることで、たとえば「発行した請求書のデータを会計ソフトへ反映させる」などが可能になります。使い方によっては、会計業務をより円滑にできるでしょう。

プラン比較 – マネーフォワード

パーソナルミニ パーソナル パーソナルプラス
年額(税込) 10,560円
(1,078円/月)
12,936円
(1,408円/月)
39,336円
基本機能
(取引入力など)

(レポートの作成
など不可)
確定申告
(帳簿のCSV形式出力
など不可)
サポート
(メール・チャット)

(メール・チャット)

(メール・チャット
・電話)

「パーソナルミニ」「パーソナル」では月払いも可能ですが、通年で使用するなら年払いのほうがおトクです。「パーソナル」と「パーソナルプラス」で異なるのは「電話での操作サポートが受けられるか受けられないか」という点だけです。
マネーフォワード クラウド確定申告

【クラウド型】会計freee

会計freee取引入力画面

クラウド型ソフトの中でも、「会計freee」はインターフェイスが独特です。全体的に手軽さ・わかりやすさを優先したデザインが、このソフトの大きな特徴です。

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
クラウド ・12,936円/年
・26,136円/年
・43,780円/年

(最大1ヶ月)
Windows
Mac
など
パソコン
スマートフォン
タブレット
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色
青色

(スマホアプリ
でも可)
  • 勘定科目ごとの説明や具体例が豊富
  • 会計用語がやさしい言葉に言い換えられている
  • ○×形式の質問に答えて申告書が作れる

帳簿づけをしたことがない人でも、カンタンに操作できるような仕様になっています。帳簿づけに慣れている人にとっては扱いにくいかもしれませんが、初心者が使う場合にはオススメできるソフトです。

プラン比較 – freee

スターター スタンダード プレミアム
年額(税込) 10,560円
(1,298円/月)
12,936円
(2,618円/月)
43,780円
基本機能
(取引入力など)

(数種類のレポート作成
など不可)
確定申告
(月締め機能など不可)
サポート
(メール・チャット)

(メール・チャットの
優先対応)

(メール・チャット
・電話の優先対応)

「スターター」「スタンダード」では月払いも可能ですが、通年で使用する場合は年払いのほうがおトクです。帳簿づけ・確定申告書類作成という基本機能は「スターター」で十分に揃っています。
会計freee

【インストール型】その他

上で紹介してきた「やよいの白色申告 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「マネーフォワード クラウド確定申告」「会計freee」は、いずれも会計ソフトの大手3社が手掛けるクラウド型ソフトです。

ここではそれ以外の会社の製品も含めた、インストール型ソフトをざっくり紹介します。

やよいの青色申告(インストール型)

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
インストール 13,200円〜
(最大1ヶ月)
Windowsのみ パソコン
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色
青色
×

インストール型ですが、クラウドへのデータバックアップ(「あんしん保守サポート」への登録必須)、電子申告が可能など、クラウド型ソフトに近い仕様です。価格は今回取り上げたソフトの中でも高めですが、そのぶん充実したサポートが含まれています。

みんなの青色申告

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
インストール 10,780円
(最大30日)
Windowsのみ パソコン
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色
青色
×

インストール型ですが、こちらもクラウド上でデータのバックアップがとれる機能がついています(クラウドサービスへの登録必須)。操作方法や会計実務の訪問指導などサポート体制はしっかりしていますが、その都度有料なのでコスパは低めです。

ツカエル青色申告+確定申告

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
インストール ・5,500円
・8,140円
Windowsのみ パソコン
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色
青色


(基本的に有料)
× ×

他インストール型ソフトと比べると安価ですが、オプション機能やサポートは基本的に別途料金がかかります。十分なサポート付きの確定申告ソフトとして使いたい場合、実際はもう少し料金がかかると考えてよいでしょう。

ダウンロード版が5,500円、パッケージ版が8,140円です。ダウンロード版は12ヶ月しか使えない代わりに、サポートやオプション機能を無料で使えます。パッケージ版は利用期間に制限はありませんが、サポートやオプション機能の無料期間は半年だけです。

やるぞ!青色申告

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
インストール ・9,680円
・11,880円
× Windows
Mac
パソコン
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
白色
青色
× × ×

帳簿づけ・確定申告に必要な機能のみを揃えた仕様になっており、他社のように各種レポートなどを作成することはできません。

「フリーランス・個人事業主のかんたん節税申告パック」が9,680円、「節税申告フルサポートパック」が11,880円です。前者は一般用の青色申告のみ対応しており、後者は農業所得・不動産所得にも対応しています。大抵の場合、一般用で事足ります。

Macの青色申告

形式 料金 (税込) お試し版の有無 対応OS 対応デバイス
インストール 8,250円 × Macのみ パソコン
申告の対応 銀行・カード等明細の自動取得 確定申告書類作成 電子申告 スマホアプリの
有無
青色のみ ×
(申告書は
作れない)
×
(入力特化)

Mac専用という珍しい会計ソフトです。ただし、macOS 11 Big Sur以降のOSには対応しないと公式に声明が出されています。もしこれから使おうと考えている人は、その点に注意しましょう。

まとめ

帳簿づけに自信がない・面倒臭いという個人事業主には、クラウド型の会計ソフトを強くオススメします。クラウド型であれば、基本的にWindows・Mac両方に対応しているほか、デザインも使いやすいものがほとんどです。

クラウド型 インストール型
対応OS WindowsもMacもOK
スマホでも利用可
WindowsかMacの片方だけが多い
使用料 月額 or 年額 買い切り
バージョンアップ 基本無料・自動更新 更新費がかかる・自主的に更新の必要あり
ソフトのデザイン 簿記の知識がなくてもOK 簿記経験者向けが多い

どちらも基本的に毎年、税制の対応や申告書の変更などに応じて、ソフトのバージョンアップが行われます。クラウド型の場合、開発会社によって自動的に更新されます。ユーザーが何か特別なことをしたり、更新費を支払ったりする必要はありません。

一方でインストール型の場合は、更新に必要なデータのダウンロードやパッチをあてるなど、自主的な更新手続きが必要です。また、ソフト導入時の購入費用とは別に、そのつど更新費がかかります。

月々、あるいは年々の使用料はかかりますが、ソフトの更新を忘れて申告に不備を起こすことがない、という点でもクラウド型はオススメです。

クラウド型会計ソフトの比較

やよいの白色申告
オンライン
やよいの青色申告
オンライン
会計freee マネーフォワード
クラウド確定申告
やよいの白色申告 オンライン やよいの青色申告 オンライン 会計freee マネーフォワード クラウド確定申告
料金
(税込)
・無料
・8,800円
・15,400円
・8,800円
・13,200円
・22,000円
・12,936円
・26,136円
・43,780円
・10,560円
・12,936円
・39,336円
月払い 不可
(最上位プラン以外)

(最上位プラン以外)
初年度の
特別料金
半額
(無料プラン以外)
8,800円のプランが無料
(それ以外は半額)
なし なし
主な機能 取引入力(記帳)・帳簿自動作成・銀行明細などの自動取得・確定申告書類の作成
申告対応 白色のみ 青色のみ 白・青どちらも可能 白・青どちらも可能
電子申告 ・ソフトからの電子申告
(Windowsのみ)
・ソフトからの電子申告
・スマホアプリからの電子申告
・ソフトからの電子申告
・スマホアプリからの電子申告

電子申告の機能で少し差があるものの、主な機能では大手3社のクラウド型ソフトはいずれも違いはありません。期間に差はありますが、どのソフトも無料体験ができるので、自分に合った特徴や使用感のものを選ぶとよいでしょう。

スタンダードな弥生のソフト

会計ソフトの中でも老舗と言える弥生のソフトは、正統派のデザインに手頃な料金・手厚いサポートが特徴です。「やよいの白色申告 オンライン」なら永年無料のプランもあるので、会計ソフトがどういうものなのか触ってみたい、という場合は弥生シリーズをオススメします。

初心者向けの会計freee

会計ソフトどころか帳簿づけも初めて、という個人事業主には「会計freee」がオススメです。とにかくインターフェイスがわかりやすく、会計の知識がなくても操作できる点は他のクラウド型と比べても一歩先んじていると言えます。

慣れているならマネーフォワード

ある程度帳簿づけに慣れていて、そのうえでもっと楽に記帳をしたい!というのであれば「マネーフォワード」をオススメします。実務的なサービスもセットでついてくるため、活用次第で会計業務をよりスムーズにしてくれるでしょう。

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