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クラウド会計ソフトのスマホ・タブレットアプリを比較

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2021/06/24

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クラウド会計ソフトのスマホ・タブレットアプリを比較

個人事業主向けの人気クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド確定申告」「やよいの青色申告 オンライン」「freee」について、それぞれが提供するモバイル版アプリを比較します。

マネーフォワード クラウド確定申告
やよいの青色申告 オンライン
freee

それぞれのアプリを紹介 – マネーフォワード・弥生・freee

「マネーフォワード クラウド確定申告」(以下、マネーフォワード)「やよいの青色申告 オンライン」(以下、弥生)「freee」は、それぞれモバイル版アプリを提供しています。

freeeの提供するアプリのみ、スマホ・タブレット両方に対応しています。マネーフォワード・弥生が提供するアプリは、スマホのみの対応です。なおWeb版であれば、文字が小さくはなるものの、スマホやタブレットからも利用できます。

また、弥生のアプリのみ、モバイル版アプリの他に、レシート撮影専用のアプリが別途で用意されています。

マネーフォワード 弥生 freee
アイコン マネーフォワードアイコン 「やよいの青色申告 オンライン」アイコン 弥生レシート取込アイコン freeeアイコン
アプリ名 マネーフォワード クラウド確定申告 『弥生 申告』 弥生 レシート
取込
会計freee
対応端末 スマホ
(iOS/Android)
スマホ
(iOS/Android)
スマホ
タブレット
(iOS/Android)

アプリの操作画面を比較

マネーフォワードと弥生のアプリは、スマホ用に作られています。タブレットは未対応なので、アプリのインストールや操作はできるものの、タブレットでは操作画面のサイズが最適化されません。

3社中でfreeeのアプリだけが、スマホ・タブレット両方に対応しています。どちらの端末からアプリを起動しても、ぴったりのサイズで操作画面が表示されます。

スマホ・タブレット操作画面の比較

マネーフォワード 弥生 freee
スマホ
操作画面
マネーフォワード操作画面スマホアプリ 弥生操作画面スマホアプリ (アプリ版) freee スマホ操作画面
タブレット
操作画面
マネーフォワード タブレット操作画面 弥生 タブレット操作画面 freee タブレット操作画面
タブレットへの画面最適化

※操作画面はiOS(iPhoneとiPad)利用の場合

アプリ搭載機能の比較

3つのアプリの搭載機能について比較しました。はじめに、それぞれの特徴をざっくり紹介します。

  • マネーフォワード:手入力と自動入力の両方による帳簿づけに対応
  • 弥生:アプリの機能は帳簿づけに特化
  • freee:最も機能が充実していて、記帳から確定申告書の作成までアプリ内で可能

アプリ搭載機能

マネーフォワード 弥生 freee
口座残高の確認
入力済み取引の確認
仕訳入力
レシート撮影 ✕ *
損益レポート
自動仕訳
確定申告書の作成
電子申告
(2021年2月から対応)

*「クラウド経費」のアプリを使えば可能

どのアプリにも、最低限の帳簿づけ機能は備わっています。空き時間にサクッと取引を入力できるので、出先でも便利ですね。

「マネーフォワード」のアプリは帳簿づけ&レポート確認が可能

マネーフォワードのアプリでは、手入力 or 自動入力による帳簿づけや、各種レポートの確認などができます。更に、確定申告書類の作成も可能です。

なお、別アプリの「マネーフォワード クラウド経費」を利用すれば、レシートの読み取りによる取引入力が可能です。

「弥生」のアプリはシンプルな帳簿づけに特化

弥生のアプリは、搭載機能ごとに下記の2つに分かれています。

『弥生 申告』 弥生 レシート取込
アイコン やよいの青色申告 オンラインアイコン 弥生レシート取込アイコン
主な搭載機能 仕訳入力 レシート撮影・取込

「アプリは仕訳入力ができれば充分」というユーザーに向けて、アプリの主な搭載機能は、「仕訳入力機能」と「レシート撮影機能」の2つです。

クラウド会計ソフトのユーザーのほとんどは、メインの会計処理をパソコンから行うので、アプリにはこの2つがあれば満足と考える事業主も多いのではないでしょうか。

「freee」のアプリはWeb版と同等の機能がある

freeeはアプリの搭載機能が、3社中で最も充実しています。仕訳登録から確定申告書の作成、さらには電子申告(オンラインでの確定申告)に至るまで、ほとんどの経理作業がアプリ内で可能です。

外出やスキマ時間が多い事業主にとっては、パソコンを持ち歩いたり、ネット環境を用意しなくても、アプリから手軽に会計処理ができるのでおすすめです。

3社のアプリ総評 – マネーフォワード・弥生・freee

最後にマネーフォワード・弥生・freeeそれぞれのモバイル版アプリについて、特徴をまとめました。なおWeb版であれば、文字が小さくはなるものの、スマホやタブレットからも利用できます。

マネーフォワード 弥生 freee
アイコン マネーフォワードアイコン 「やよいの青色申告 オンライン」アイコン 弥生レシート取込アイコン freeeアイコン
アプリ名 マネーフォワード クラウド確定申告 『弥生 申告』 弥生
レシート取込
会計freee
スマホ対応
タブレット対応
口座残高の確認
入力済み取引内容の確認
仕訳入力
レシート撮影 ✕ *
損益レポート
自動仕訳
確定申告書
の作成
電子申告
(2021年2月から対応)

*「クラウド経費」のアプリを使えば可能

マネーフォワードのモバイル版アプリ

対応デバイス スマホ(iOS/Android)
主な搭載機能
  • 帳簿づけ(手入力 or 自動入力)
  • 確定申告書の作成
  • 口座残高の確認
  • 各種レポートの確認

マネーフォワードのアプリでは、帳簿づけから確定申告書の作成に至るまで、ほとんどの会計業務を行えます。別途で「マネーフォワード クラウド経費」のアプリをインストールすれば、レシートの読み取り機能も利用可能です。

弥生のモバイル版アプリ

対応デバイス スマホ(iOS/Android)
主な搭載機能
  • 帳簿づけ(手入力)
  • レシートの読み取り(専用アプリ使用)

アプリの主な搭載機能は、「仕訳入力」機能と「レシート撮影」機能です。「アプリでは仕訳入力さえできれば充分」というユーザーには、この2つがあれば充分でしょう。なお、これらの機能はそれぞれ別アプリに分かれているので、アプリを2つインストールする必要があります。

また、対応デバイスはスマホのみです。タブレットから起動しても画面サイズは最適化されません。

freeeのモバイル版アプリ

対応デバイス スマホ・タブレット(iOS/Android)
主な搭載機能
  • 帳簿づけ(手入力 or 自動入力)
  • レシートの読み取り
  • 確定申告書の作成
  • 電子申告
  • 口座残高の確認
  • 各種レポートの確認

freeeのアプリは、3社中で最も機能が豊富です。また、タブレットに対応しているのもfreeeのアプリだけです。取引の入力だけではなく、その他の会計処理もアプリ内で済ませたい事業主には、freeeがおすすめです。

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